CDで音楽を聴いていると疲れるし、
頭が痛くなることもあってなぜ?って思ったことありませんか?
逆にレコードの音は優しくて心地よく感じられます。
何か違いがあるのか不思議ですよね。
そこで今回はCDとレコードについて調べました。
するとレコードで疲れがとれるのは「変調雑音」が要因だということが判明。
詳しく解説したいと思います。
レコードが心地よいワケ
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レコードを再生する際には「変調雑音」というものが生じます。
これがCDにはない心地よさを生み出しているのです。
実はCDはこの音がでないように作られていて、
この機能は二十世紀中旬から開発が進められていました。
PCMデジタル録音再生システムを作る際に調整され、
最先端で研究していた日本のエンジニアによって行われました。
アナログ録音再生をする際、
いかに雑音を消すかということが命題とされたようです。
また針が盤をトレースすることで起きるノイズが、
クッションのようになっていると感じることもあり、
心地よさの要因は雑音ではないかと言われています。
車で聞くラジオもノイズが入っていますが、
長い時間聞き流すことができますよね?
これからしても雑音が耳への負担を軽くしていると、
言えるのではないでしょうか。
では、何故CDを長時間聞いていると疲れるのかですが、
どうやら音質に問題があるようです。
CDの方が疲れるわけ
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これは良い音の方が疲れることが原因だと考えられます。
自作のスピーカーボックスで音楽を聴いてきた人は、
クリアな音を求めたのですが逆に疲れると感じたようです。
CDの方は音がクリアに表現されますが、
昔のレコードはそこまで鮮明ではありません。
中でも高音は神経を集中させて聞くため疲労するようです。
小さい文字を読んでいると目が疲れるのと同じ感覚だと思います。
他にも細かい音が聞こえない方が聞き流せるので楽だと感じます。
CDも16cm位のスピーカーで聞くとBGMとして聞き流せそうですね。
特に真空管のアンプにするとどんな音源でも丸め込んで聞きやすくしてくれます。
安価ですから初心者でも手に入れることができますね。
他にもCDは音圧が大きいことで疲れがでることもあります。
迫力を出すためにあげていて、
音が固くて人工音だけがダイレクトに届くことも原因かもしれません。
しかし中には音は変わらないという人もいました。
プレーヤーを上質なものにすると変わらない音で楽しめるようです。
聴き疲れないプレーヤーの選び方
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400~500万円のプレーヤーで聞くと遜色ない音を楽しめるとのこと。
これは著名なジャズ評論家が言っていたそうです。
オーディオ製品は音が良いものとデーターが良いものにわかれます。
安いとどちらかに特化しているようですが、
値段が上がると両方が同じ位良い商品が出てくるため、
良い音で聞くことができるようです。
このようにレコードもスピーカーによって変わります。
中でもプリアンプやケンソニック(アキュフェーズ) のC-200で聞くジャズは、
中音部に艶が出て気分が良くなる様子でした。
アキュのプリアンプC-280も心地いい音色で、
クラシックレコードが合うとのことです。
値段が高いですが視聴できる場所もありますから、
是非色々なプレーヤーを試してみてくださいね。
まとめ
レコードで疲れがとれるのは「変調雑音」が理由でした。
CDが疲れるのは音がクリアすぎるからです。
音がいいと言ってもプレーヤーによって音色が変わるため、
CDでもかける物によって疲れなくなるとのこと。
高いものを選ばなくてもスピーカーを変えるだけで、
かなり楽になるようです。
音の感じ方は人によって違いますから、
自分に合うアンプをみつけてみてはいかがでしょうか。
簡単に実践できることとしては音質の選択があります。
ポップスもクラシック設定で聞くと音が優しくなって疲れづらくなりますよ。