卒業式は人生の節目となる特別な日。せっかくの晴れ舞台だからこそ、身につける小物にもこだわりたいですよね。でも、お店で売っているコサージュは意外と高かったり、みんなと同じデザインになってしまったり…。
そこでおすすめなのが、100均アイテムを使ってオリジナルのコサージュを手作りする方法！リーズナブルで簡単なのに、自分らしいデザインが楽しめるのが魅力です。本記事では、初心者でもすぐに作れるコサージュの作り方を写真付きでわかりやすくご紹介します。
世界にひとつだけの特別なコサージュで、卒業式をより華やかに彩りましょう！
コサージュ作成に必要なものなど
セリアで購入可能なアイテム
セリアでは、コサージュ作りに必要なアイテムが豊富に揃っています。まず、メインとなる「造花」は種類が充実しており、バラやカーネーション、ガーベラなど、卒業式にぴったりの華やかな花を選ぶことができます。サイズや色もさまざまなので、好みや衣装に合わせて選びやすいのが魅力です。
次に、「リボン」も豊富に取り扱われています。サテンリボンやオーガンジーリボンなど、光沢感のあるものからナチュラルな質感のものまであるため、コサージュにボリューム感や上品さを加えたいときに活用できます。
また、パール付きのリボンやレースリボンもあるので、より華やかな印象に仕上げることも可能です。
さらに、「コサージュピン」や「ブローチピン」も手に入ります。コサージュを安全に装着するために欠かせないアイテムで、針で固定するタイプやクリップ式のものなど、用途に応じて選ぶことが可能です。
ピンとクリップが一体になった2WAYタイプを選べば、服だけでなく帽子やバッグにも取り付けやすくなります。
また、「グルーガン」や「強力両面テープ」もセリアで入手可能です。グルーガンを使えば、造花やリボンをしっかり固定でき、手作り初心者でも簡単に扱えます。
特に、細かいパーツを接着する際にはグルースティックの細いものを選ぶと、より仕上がりが綺麗になります。強力両面テープを活用すれば、針や接着剤を使わずに簡単に固定できるので、小さなお子さんと一緒に作る際にも便利です。
セリアには、コサージュ作りに役立つアイテムが手軽に揃っているため、100円ショップだけでオリジナルのコサージュを完成させることができます。
造花やリボンの選び方
コサージュの印象を決める「造花」と「リボン」は、慎重に選ぶことが大切です。まず、造花の選び方ですが、卒業式にふさわしい上品な雰囲気を出すために、淡い色合いのものや落ち着いた色の花を選ぶのがポイントです。
例えば、ピンクや白のバラは華やかさと品の良さを兼ね備えており、人気の高い選択肢です。逆に、真っ赤な花は派手すぎる印象を与える可能性があるため、バランスを考えながら選びましょう。
また、花びらの質感も重要です。布製の造花は柔らかくナチュラルな印象を与えますが、プラスチック製のものはツヤが強く、安っぽく見えることがあります。なるべく、質感がリアルで繊細なものを選ぶと、高級感のあるコサージュに仕上がります。
リボンについては、使用する素材によってコサージュの雰囲気が大きく変わるのです。例えば、オーガンジー素材のリボンは透明感があり、上品で軽やかな印象を与えます。
一方、サテンリボンは光沢があり、よりフォーマルな雰囲気にぴったりです。服のデザインや色に合わせて、使うリボンを選ぶと統一感のある仕上がりになります。
また、リボンの幅も考慮する必要があります。細めのリボンは繊細なデザインに適しており、上品で優雅な印象を演出できます。逆に、太めのリボンを使用すると、存在感が増して華やかさを強調することができます。
リボンの長さを調整したり、異なる種類のリボンを重ねたりすることで、よりオリジナリティのあるコサージュに仕上げることができます。
造花とリボンの組み合わせによって、同じデザインでも大きく印象が変わるため、色や素材、サイズ感を考えながら選ぶことが重要です。
その他の便利な材料と道具
コサージュ作りをスムーズに進めるために、以下の便利な材料や道具を揃えておくと良いでしょう。
材料編
- フェルト生地：コサージュの裏側に貼り付けると、ピンが安定しやすい
- パールやビーズ：花の中心やリボンのアクセントに使用すると華やかさアップ
- フローラルテープ：造花のワイヤー部分を隠して、自然な仕上がりに
- ワイヤー：花の形を整えたり、補強したりするのに便利
- 強力両面テープ：針や接着剤を使わずに簡単に固定可能
道具編
- グルーガン：接着力が高く、短時間でしっかり固定できる
- ニッパー（ワイヤーカッター）：造花の茎を切る際に役立つ
- ピンセット：細かいビーズやパーツの接着時に便利
- ハサミ：リボンやフェルトをカットする際に使用
- 目打ち：リボンに穴を開けたり、細かい部分を整えるのに活用
これらの材料や道具を揃えておくと、より完成度の高いコサージュを作ることができます。100均でも入手可能なものが多いので、上手に活用してみてください！
簡単！手作りコサージュの作り方
基本的な製作手順
手作りコサージュの製作手順は意外とシンプルです。初心者でも簡単に作れるので、卒業式の衣装に合わせたオリジナルのコサージュを用意できます。以下のステップに沿って、素敵なコサージュを作ってみましょう。
1. 材料を準備する
まず、コサージュに必要な材料を揃えます。100均で購入できる造花、リボン、コサージュピン（またはブローチピン）、グルーガンやボンド、フェルト生地を用意しましょう。
2. 造花の茎をカットする
コサージュの土台を作るために、造花の茎部分をカットします。ワイヤー入りの造花は、ニッパーを使って根元から切ると作業しやすくなります。
3. 花を配置して仮止めする
メインの花を中心に、小花や葉っぱを組み合わせてデザインを決めます。バランスを見ながら配置を調整し、グルーガンを使って仮止めしましょう。
4. リボンを加えて装飾する
リボンを適当な長さにカットし、ループ状にして花の下に配置すると、立体感が出て高級感のあるデザインになります。
5. コサージュピンを取り付ける
フェルトをカットして、ピンの土台を作ります。フェルトの上にブローチピンを縫い付けるか、グルーガンでしっかり固定し、花の裏側に貼り付けます。
6. 仕上げと微調整をする
全体のバランスを確認し、花やリボンがずれていないかチェックします。パールやビーズを花の中心に付けると、より華やかに仕上がります。
色や形をアレンジするアイデア
コサージュのデザインは、色や形を工夫することで個性的なものに仕上げることができます。
1. 色の組み合わせで雰囲気を変える
シンプルで落ち着いた雰囲気にしたい場合は、ホワイトやベージュなどのナチュラルカラーをベースにするのがおすすめです。華やかさを出したい場合は、ピンクやラベンダーなどのパステルカラーを取り入れると可愛らしい印象になります。
2. 花の形を工夫する
使用する造花の形を変えることで、コサージュのデザインに変化をつけることができます。丸みのあるバラをメインにするとクラシックでエレガントな雰囲気になり、カーネーションを使うと、ふんわりとした柔らかい印象に仕上がります。
3. 異素材を組み合わせる
オーガンジーのリボンを加えると、透明感があり上品な印象になります。また、パールやレースをポイントで使うと、よりエレガントなデザインになります。
失敗しない接着方法とコツ
コサージュを美しく仕上げるためには、接着方法が重要になります。
1. グルーガンを活用する
コサージュ作りでは、グルーガンが最も便利な接着道具です。接着力が強く、短時間で固まるため、花やリボンをしっかり固定できます。
2. 接着する前に仮止めする
いきなり接着するとバランスが崩れてしまうため、花やリボンを配置して仮止めしてから固定するのがおすすめです。
3. 接着剤のはみ出しを防ぐ
グルーガンやボンドを使う際は、必要以上に塗りすぎないことが大切です。特に透明なボンドを使うと、はみ出しても目立ちにくいので、細かい部分の接着に適しています。
適切な接着方法を取り入れることで、丈夫で長持ちするコサージュを作ることができます。美しい仕上がりを目指しながら、楽しく作業を進めてみてください。
お好みに応じたパーツの組み合わせ方
パールや小花の使い方
コサージュをより上品で華やかなものにするために、パールや小花をうまく取り入れることが大切です。これらの装飾を加えることで、シンプルな造花のアレンジが一気に華やぎ、特別な場面にふさわしい仕上がりになります。
まず、パールの使い方ですが、メインの花の中心部分に配置することで高級感を演出することが可能です。例えば、大きめのバラの中心にパールを付けると、華やかさが増し、卒業式やフォーマルな場面に適したエレガントなデザインになります。
また、小さめのパールを複数並べることで、より繊細で上品な印象に仕上げることも可能です。パールのカラーは、ホワイトやクリーム色が定番ですが、シルバーやゴールドのものを使うと、さらに洗練された雰囲気になります。
次に、小花の使い方ですが、大きな花と組み合わせることで、自然で立体感のあるコサージュに仕上げることも可能。メインの花を引き立てるためには、小花をアクセントとして周囲に配置するのがポイントです。
例えば、かすみ草のような小さな白い花を添えると、優雅でナチュラルな雰囲気が演出できます。また、パステルカラーの小花を組み合わせると、可愛らしく柔らかい印象になります。
さらに、パールと小花を組み合わせることで、より洗練されたデザインにすることができます。たとえば、小花をリボンと一緒に配置し、その上にパールを添えることで、立体感と輝きをプラスすることが可能です。
これにより、既製品のコサージュにはないオリジナリティのあるデザインを作ることができます。
パールや小花を使うことで、手作りのコサージュがより華やかで洗練された仕上がりになりました。バランスを見ながら組み合わせ、自分だけの特別なコサージュを作ってみてください。
リボンの結び方とボリューム感
コサージュにリボンを加えることで、デザインの幅が広がり、より華やかでエレガントな印象を与えることができます。リボンの結び方やボリュームの出し方によって、コサージュ全体の雰囲気が大きく変わるため、自分の好みに合わせて工夫することが重要です。
まず、基本的なリボンの結び方として「シンプルリボン」と「ループリボン」があります。シンプルリボンは、リボンを結ぶだけの方法で、上品でナチュラルな仕上がりになります。特にサテンやオーガンジーのリボンを使うと、柔らかい印象になり、フォーマルな場にも適していますよね。
一方、ループリボンはリボンを何重にも折りたたんで作る方法で、ボリューム感があり、華やかさを強調することができます。
また、ボリュームを調整する際には、リボンの幅や素材を選ぶことが重要です。細めのリボンを使うと繊細でフェミニンな印象になり、幅の広いリボンを使用すると存在感のあるコサージュに仕上がります。
さらに、異なる種類のリボンを重ねることで、より立体的でおしゃれなデザインにすることができます。例えば、光沢のあるサテンリボンの上に、透明感のあるオーガンジーリボンを重ねると、上品で優雅な雰囲気が生まれます。
リボンの結び方一つでコサージュの印象が大きく変わるため、用途や好みに合わせてデザインを工夫することが大切です。卒業式用ならエレガントなループリボン、カジュアルな場面ならシンプルリボンなど、シチュエーションに合わせたアレンジを楽しんでみましょう。
オリジナルのフローラルコサージュ作り
オリジナルのフローラルコサージュを作るには、自分らしいデザインや個性を表現する工夫が大切です。市販のコサージュと違い、手作りならではの自由な発想で花の組み合わせや装飾を楽しむことができます。
まず、コサージュのテーマを決めることが重要です。例えば、「上品でエレガントなデザイン」にしたい場合は、ホワイトやパステルカラーのバラをメインにし、オーガンジーのリボンやパールをアクセントに加えると良いでしょう。
一方、「華やかで目を引くデザイン」にしたい場合は、赤やピンクの大きめの花をメインにして、ゴールドのリボンやビジューを取り入れることで、ゴージャスな雰囲気を演出できます。
次に、花の配置を工夫することで、立体感のあるデザインに仕上げることが可能。造花を単体で使うのではなく、異なる種類の花を組み合わせることで、より自然で洗練されたデザインに仕上がります。
例えば、大きめのバラを中心に、かすみ草や小さなガーベラを添えることで、バランスの取れたコサージュになるのです。また、グリーンの葉を加えると、よりナチュラルな雰囲気を演出することができます。
さらに、個性を際立たせるために、異素材を取り入れるのもおすすめです。レースやチュール素材を加えることで、柔らかさと女性らしさを演出できます。また、小さなビジューやスパンコールをさりげなく配置すると、光を反射して華やかさがアップ。
こうした細かな装飾をプラスすることで、オリジナリティ溢れるフローラルコサージュが完成します。
最後に、コサージュの裏側もしっかりと仕上げることが大切です。フェルトを貼り、ピンをしっかりと固定することで、長時間付けても崩れにくくなります。仕上げにスプレータイプの仕上げ剤を使うと、より長持ちするコサージュを作ることが可能です。
オリジナルのフローラルコサージュ作りは、自由な発想で楽しめるハンドメイドの醍醐味です。自分だけのデザインを考えながら、世界に一つだけの特別なコサージュを作ってみましょう。
無地コサージュの仕上げポイント
グルーガンでのしっかり固定法
コサージュを作る際、グルーガンを使った接着は非常に重要です。特に無地のシンプルなコサージュの場合、余計な飾りが少ない分、接着の甘さが目立ってしまうことがあります。しっかりと固定することで、見た目の美しさだけでなく、長く愛用できる丈夫な仕上がりにすることが可能です。
まず、グルーガンを使用する際の基本として、「適切な温度で接着する」ことが挙げられます。100均などで手に入るグルーガンは、温度が一定に保たれない場合があり、接着剤が十分に溶けきらずに接着力が弱くなることがあります。
そのため、グルーガンを使用する前にしっかり温め、液状になったグルーがスムーズに出てくる状態で作業を開始しましょう。
次に、「接着する順番」を意識することが大切です。コサージュは花びらやリボンなどのパーツが重なり合ってできるため、順番を間違えるとバランスが崩れたり、接着剤が見えてしまうことがあります。
まずメインとなる花の形を整え、花びらの内側から外側に向かって固定していくのが基本です。その後、リボンや葉のパーツを加え、最後に裏側のコサージュピンを接着することで、バランスよく仕上げることができます。
また、「接着面をしっかり密着させる」ことも重幼要。グルーガンを使う際、接着剤を塗った直後にすぐ手を離すと、接着面がしっかりくっつかず、時間が経つと取れてしまうことがあります。接着後は、数秒間しっかりと押さえて密着させることで、より強固に固定されます。
さらに、「グルーガンのはみ出しを防ぐ工夫」も大切です。接着剤を出し過ぎると、花びらの間からグルーが見えてしまい、仕上がりが雑に見える原因になります。少量ずつ接着剤を塗布し、必要に応じて爪楊枝などを使いながら整えると、見た目も綺麗に仕上がります。
もしはみ出した場合は、固まる前に素早くピンセットや綿棒で拭き取ると良いでしょう。
このように、グルーガンを適切に使うことで、しっかりと固定された耐久性のあるコサージュを作ることができます。ちょっとしたコツを意識するだけで、プロ顔負けの仕上がりになりますので、ぜひ試してみてください。
特別感を出すための仕上げテク
無地のコサージュはシンプルで洗練された魅力がありますが、少しの工夫でさらに特別感を演出することができます。既製品にはない手作りならではの美しさを引き出すための仕上げテクを紹介します。
まず、「質感の違う素材を組み合わせる」 方法があります。例えば、同じ色合いでも光沢感のあるサテン生地のリボンと、透け感のあるオーガンジーリボンを組み合わせることで、シンプルながらも奥行きのあるデザインになります。
また、レース素材を加えると、よりエレガントで高級感のある仕上がりになります。
次に、「エッジ（縁）に動きをつける」 のも効果的です。無地のコサージュは単調に見えがちですが、花びらの端を少し曲げたり、フリル状に仕上げたりすることで立体感が生まれ、ぐっと華やかな印象になります。
例えば、花びらの先端に少しカールをつけると、より自然な花のように見えて綺麗です。布製の造花なら、軽くアイロンを当てて形を整えると、より綺麗に仕上がります。
また、「ワンポイントの装飾を加える」 方法もおすすめです。シンプルなデザインに、小さなパールやビーズを花の中心に配置するだけで、一気に上品な雰囲気に変わります。派手になりすぎないように、小さめのストーンやシルバーの糸でさりげなく装飾を施すと、特別感が増して良いです。
さらに、「グラデーションカラーを取り入れる」 のも素敵なアイデアです。無地のコサージュでも、花びらの中心から外側にかけて徐々に色が変わるようにデザインすると、より自然でおしゃれな印象になります。
例えば、ホワイトから淡いピンクに変化する花びらを使うと、上品さが増し、卒業式やフォーマルな場面にぴったりのコサージュが出来るのです。
このように、少しの工夫で無地のコサージュにも個性や特別感を加えることができます。素材や装飾のバランスを考えながら、自分だけのオリジナルデザインを楽しんでみてください。
コサージュを長持ちさせるケア方法
せっかく作ったコサージュは、長く愛用したいものです。特に手作りのコサージュは、素材によっては劣化しやすいため、適切なケア方法を知っておくことが大切です。
まず、「保管方法」 についてですが、コサージュは湿気や直射日光に弱いため、保管場所には注意が必要です。湿気が多いと布やフェルトの部分にカビが生えやすくなり、直射日光が当たると色あせの原因になります。
そのため、使用後は乾燥剤を入れた箱やジップ付きの袋に入れて、風通しの良い場所に保管すると良いでしょう。
次に、「汚れの取り方」 ですが、ほこりや汚れが付いた場合は、柔らかいブラシや綿棒を使って優しく拭き取ります。水洗いはできるだけ避け、汚れがひどい場合は、湿らせた布で軽くたたくように拭くと良いでしょう。
造花やリボンの素材によっては、水分が染み込むと形が崩れてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、「型崩れ防止」 のために、保管時に中に綿やティッシュを詰めると、形が崩れにくくなります。特に立体的なリボンを使用している場合は、リボンの間に薄い紙を挟んで保管すると、折り目がつかずに綺麗な状態を維持できます。
さらに、グルーガンで接着した部分が取れてしまった場合は、再度グルーガンを温めて補修することで、簡単に修復可能です。長期間使用するためにも、時々状態を確認し、補強することをおすすめします。
これらのケアを行うことで、コサージュを長く美しい状態で保つことができます。適切な保管とメンテナンスを意識して、お気に入りのコサージュをいつまでも楽しんでください。
コサージュの付け方と活用シーン
ブローチとしての使い方
コサージュは、ブローチとして使うことで、シンプルな服装にも華やかさをプラスできます。特にフォーマルな場面では、ワンポイントのアクセントとして上品に装うことができ、卒業式や入学式、結婚式などのセレモニーにも適しています。
まず、基本の付け方 ですが、ジャケットやワンピースの左胸あたりに付けるのが一般的です。心臓の位置に近い場所に花を飾ることで、お祝いの気持ちを表すという意味が込められています。付ける位置をやや斜め上に向けると、顔周りが華やかに見え、全体のバランスが取れます。
次に、服のデザインに合わせた調整 も重要です。例えば、襟のあるジャケットの場合、襟の端から少し離した位置にコサージュをつけると、スッキリした印象になります。
一方、襟のないシンプルなワンピースやブラウスには、胸元の中央寄りに配置することで、華やかさを引き立てることができます。
また、コーディネートによる印象の違い も考慮すると、よりおしゃれに楽しめます。淡い色合いの服に対しては、同系色のコサージュを選ぶと上品なまとまりが生まれます。
反対に、ブラックやネイビーの落ち着いたカラーには、白やピンクなど明るい色のコサージュを合わせると、アクセントになって華やかさが際立ちますよ。
さらに、コサージュをブローチピンで留めるコツ も押さえておきましょう。重量のあるコサージュは、生地が引っ張られて下がってしまうことがあるため、ピンをしっかり固定するのがポイントです。
フェルトの土台を作り、しっかりとしたブローチピンを付けることで、安定感のある仕上がりになります。
ブローチとしてのコサージュは、付け方を工夫するだけで、シンプルな服装にも華やかさを加えることができます。フォーマルシーンだけでなく、普段使いのアイテムとしても活用し、装いに彩りを添えてみてください。
帽子やバッグへのアレンジテク
コサージュは、服だけでなく、帽子やバッグのアクセントとしても活用できます。付けるアイテムを変えることで、より自由にアレンジを楽しめるのが魅力です。
特に無地の帽子やシンプルなバッグにコサージュを加えることで、一気に華やかさがアップし、オリジナリティのあるスタイリングが可能になります。
まず、帽子へのアレンジ では、つばの広いハットやベレー帽にコサージュを付けると、洗練された印象になります。例えば、ストローハットのサイドに小ぶりなコサージュを飾ると、上品なリゾートスタイルに。
秋冬には、フェルト素材の帽子に深みのあるカラーのコサージュを付けると、シックでエレガントな雰囲気になります。固定する際は、ブローチピンで取り外し可能にしておくと、気分に合わせて付け替えることができ便利です。
次に、バッグへのアレンジ もおすすめです。シンプルなトートバッグやクラッチバッグにコサージュを付けると、ワンランク上のデザインになります。
例えば、フォーマルな場面では、ブラックのバッグにパール付きのコサージュを付けることで、上品で洗練された印象を演出できます。また、カジュアルなキャンバスバッグには、明るめのコサージュを付けると、春夏らしい軽やかなスタイルに仕上がります。
さらに、ストールやスカーフとの組み合わせ もおしゃれなアレンジ方法の一つです。ストールの結び目にコサージュを付けることで、エレガントなアクセントを加えることができます。
特に、シンプルなワントーンのストールには、コントラストのあるコサージュを選ぶと、より目を引くポイントになるのです。
まとめ
このように、コサージュは帽子やバッグなど、さまざまなアイテムに応用することで、簡単に印象を変えることができます。季節やシーンに合わせたアレンジを楽しみながら、自分らしいコーディネートを完成させてみてください。
