「お米って、1キロで何合なの?」と、スーパーで袋を手に取りながら迷ったことはありませんか?
家計を預かる主婦にとって、日々のお米の量や価格は、意外と気になるポイント。
「今日はあと何合残ってるっけ?」「この5キロパック、何日もつのかな?」そんな疑問、実はちょっとした知識でスッキリ解決できます。
この記事では、1キロのお米が何合になるかをやさしく解説。さらに、上手な保存方法やお得な購入術までご紹介します。
「知らなきゃ損!」なお米情報を、ぜひチェックしてみてくださいね。
米1キロは何合? 計算方法と基礎知識

ふだんの買い物や料理に役立つ「米1キロ=何合?」の計算方法を、基本からやさしく解説します。まずは正しい換算の仕方を知って、無駄なく美味しくお米を使い切りましょう。
米1キロを何合と換算するのか
1キロのお米が何合になるか、ご存じですか?
答えは約6.7合。お米1合の重さは約150グラムなので、1,000グラム ÷ 150グラム = 約6.67合になる計算です。
ざっくり「1キロ=6合ちょっと」と覚えておけばOK。
炊き方や米の種類によって若干の差はありますが、日々の目安としてはこれで十分です。「今日は家族3人で夕食だけ」といったときにも、この換算があると便利ですね。
米1合は何グラム? 基本的な計算方法
「そもそも“1合”って何グラムなの?」と思ったことはありませんか?実はお米1合は約150グラムと覚えておくと便利です。
この数値は生のお米の重さで、水に浸ける前の状態を基準にしています。料理レシピや炊飯器の水量目盛りなど、ほとんどがこの基準で作られているんです。ちなみに、炊きあがったご飯は1合あたりおよそ330~350グラム。
ふっくら膨らむので「1合=1人前」という感覚も、あながち間違いではありません。毎日の献立を立てるときも、「今日は2合炊いて、翌朝の分もキープしようかな」と考えられるようになりますよ。
米5キロや米10キロの場合の合数の計算法
スーパーや通販でよく見かけるのが「5kg」や「10kg」のお米パック。これっていったい何合分なんでしょう?答えはとってもシンプル。1キロ=約6.7合と覚えておけば、あとはかけ算するだけです。
- 5キロの場合:6.7合 × 5 = 約33.5合
- 10キロの場合:6.7合 × 10 = 約67合
家族の人数や食べる量によっては「1日2合」であれば、5キロで約16~17日分、10キロなら1ヶ月以上もつ計算になります。
逆に食べ盛りのお子さんがいるご家庭や、毎食しっかり食べる場合は1日3合以上になることもありますよね。
こうした「ざっくり計算」を頭に入れておくと、買いすぎ・足りなさの失敗もグンと減ります。お米のストック管理にも便利な知識です。
炊き上がりと消費量の把握

「お米1キロで、どれくらいのご飯が炊けるの?」そんな素朴な疑問にお答えします。日々の食卓の計画や、冷凍ご飯のストックにも役立つ、炊き上がり量と消費量の目安を見ていきましょう。
1キロのお米を炊いたら何グラムのご飯になるか
お米は炊くと約2.2~2.4倍に膨らみます。つまり、1合(150g)で炊きあがりは約330~360gほど。
これをもとに1キロ分のお米を炊くと、約2.2~2.4キロのご飯ができる計算になります。
ご飯茶碗にすると、およそ14~16杯分くらい。朝・昼・晩と1杯ずつ食べる場合、家族3人であれば2日弱で消費するイメージです。
冷凍保存前提でまとめ炊きしたい方も、こうした目安があると便利ですね。小分け冷凍すると、忙しい日でもサッと温めるだけで時短&節約が叶います。
一人暮らしの場合、米1キロは何日分か
「1キロの米って、ひとりでどれくらいもつの?」これは、一人暮らしの方にとって大事なポイントですよね。
たとえば、1日に1合(=約150g)のご飯を炊くと仮定すると、1キロ(約6.7合)で約6~7日分。1日2回ご飯を食べるなら、3~4日分と考えるとよいでしょう。
もし、外食やパン・麺類で済ませる日もあるなら、1キロで10日以上もつことも。逆に、ご飯好きで1回に1.5合炊くという方なら、もう少し早く消費します。
「食費を抑えたいけど、炊きたてご飯も楽しみたい」そんな一人暮らしさんには、2~3キロの小分けパックや、真空パックの無洗米がおすすめです。鮮度を保ちやすく、無駄なく使い切れますよ。
消費量に基づく米の選び方
お米の買い方って、ついつい「お得だから」と大容量を選びがち。でも、ご家庭の消費量に合っていないと、風味が落ちたり、保管スペースに困ったりと、意外とデメリットも多いんです。
たとえば、毎日しっかりご飯を食べる4人家族なら、10キロで約67合。1日3合炊いても3週間ほどもちます。これくらいなら鮮度も保ちやすく、まとめ買いのメリットも大きいですね。
一方で、1人や2人暮らしなら、5キロや2キロの小容量がおすすめ。使い切るタイミングが明確で、味も落ちにくいから、最後まで美味しくいただけます。さらに、無洗米やチャック付き袋を選ぶと保存もラクちんです。
「我が家の消費ペースってどれくらい?」と一度見直してみると、買い物のムダも減らせて節約に直結。お米選びも、立派な家計管理のひとつです♪
保存方法とおいしさを保つ秘訣

お米は生ものと同じ。保存方法ひとつで、味も香りも大きく変わります。毎日食べるものだからこそ、おいしさを長持ちさせるコツを押さえておきましょう。
米の劣化を防ぐ保存方法
「気づいたらお米がカビっぽい…」「なんだか匂いが変?」そんな経験はありませんか?お米の劣化は、温度・湿度・酸化の3つが大きな原因。特に梅雨~夏場は要注意です。
まず、お米は密閉容器に入れて、冷暗所で保管するのが基本。
常温保存の場合、直射日光やコンロ周りなど高温になる場所はNG。野菜室が空いていれば、冷蔵庫保存がベストです。
また、購入した袋のままでは密閉が不十分なことが多いので、米びつやジッパーバッグに移し替えるのがおすすめ。
さらに、防虫対策として「唐辛子」や「市販の防虫剤(無臭タイプ)」を入れておくと安心。使うたびにふんわり香る新米のような風味をキープできますよ。
玄米と白米の保存に関する注意点
実は、玄米の方が白米よりも保存が難しいってご存じでしたか?玄米には胚芽やぬか層がそのまま残っているため、酸化や虫の発生が早い傾向にあります。
玄米を保存する場合は、できれば密閉容器に入れて冷蔵庫や冷暗所へ。特に気温が高くなる時期は、野菜室に入れるのがベター。虫の発生や酸化臭を防ぐには、空気に触れさせないのが鉄則です。
一方で、白米は精米によってぬかなどが取り除かれているため、やや長持ちしますが、それでも開封後1~2ヶ月以内が目安。保存場所の湿度や温度が高すぎると、白米でも風味が落ちてしまいます。
また、玄米を長期保存したいときは、冷凍保存も有効。袋に入れてしっかり密閉すれば、品質を保ったまま数ヶ月保存可能です。
「まとめ買いしたけど食べきれないかも…」というときは、思い切って冷凍という手も、アリですよ♪
無洗米の保存方法とその特性
忙しい毎日の味方「無洗米」。実は保存方法にはちょっとしたコツがあるんです。
無洗米は、通常のお米と違い、ぬかを機械的に取り除いているため、洗わずにそのまま炊けるのが魅力。その一方で、表面が削れているぶん、酸化や乾燥に弱いという特徴もあるんです。
保存のポイントは、「密閉・遮光・低温」。購入後はすぐにチャック付き袋や密閉容器に移し替え、冷暗所か冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
特に夏場は冷蔵庫保存がおすすめです。乾燥しすぎると炊きあがりがパサつくことがあるので、容器の中に乾燥剤を入れておくとより安心。
ちなみに、無洗米は白米と比べて水加減が少しだけ難しい…と感じる人も。でも実は、炊飯器に「無洗米モード」がついている場合は、水の量まで最適化されているのでとっても便利!
保存方法と調理のコツを押さえておけば、無洗米は時短と節約の強い味方になりますよ。
お米の価格と種類の選び方

「おいしいお米を、できるだけお得に買いたい」そんな願いを叶えるには、価格の見方や品種の特徴を知っておくことが大切。毎日の食卓を支えるお米だからこそ、賢く選びたいですね。
1キロあたりの価格の違いと人気品種
お米の価格って、種類や産地によって意外と差があるんです。たとえば、スーパーでよく見かける「コシヒカリ」や「あきたこまち」は、1キロあたり400~600円前後が一般的。一方で、ブランド米の「ゆめぴりか」や「つや姫」は、700~900円台になることも。
ただし、「高い=おいしい」わけではありません。お米は家族の好みや食べ方に合うかどうかが大切。
やや柔らかめが好きなら「ミルキークイーン」、しっかり粒立ちが好みなら「ななつぼし」など、特徴を知って選ぶと満足度がグッと上がります。
また、最近ではお試しパック(2合・300g前後)も人気。少量から色々な品種を試して、自分にぴったりのお米を見つけるのもおすすめですよ♪
定期便の利用でお得に購入する方法
「毎月買うなら、もっとお得に買えたらいいのに…」そんな方にぴったりなのがお米の定期便サービスです。
最近では楽天市場やAmazon、生協などでも人気が高まっていて、節約派の主婦たちに注目されています。
定期便のメリットは主に3つ:
- 割引価格で購入できる:通常よりも5~10%オフになるケースが多く、長い目で見ればかなりの節約に。
- 買い忘れ防止:決まったサイクルで届くから、忙しい時期でも「お米がない!」と慌てずに済みます。
- 品質管理がしっかり:玄米や新米を扱う農家直送型の定期便もあり、フレッシュでおいしいお米が届くのが魅力。
「たくさん食べるからすぐになくなる」「価格が安定してると家計管理がラク」そんな家庭には、まさにぴったりの仕組み。
最近は初回限定で送料無料だったり、お試し価格のキャンペーンもあるので、気になるサービスは要チェックですよ♪
新米と古米の違いと選び方のポイント
秋になるとよく聞く「新米」という言葉。聞こえはよいけれど、実際に何が違うの?と疑問に思ったことはありませんか?
新米とは、その年の秋に収穫されてから、翌年の夏頃までに精米・販売されたお米のこと。水分量が多く、炊きあがりはつややかで甘みが強いのが特徴です。
一方、古米(こまい)は前年度以前に収穫されたお米。水分が抜けている分、やや硬めで、風味や香りが落ちる場合もあります。
ただし、古米には粘り気が少なく炒飯やおにぎりに合うというメリットも。価格も新米に比べて安価なことが多いので、調理法や家族の好みに合わせて選ぶと◎。
「いつものご飯をちょっと贅沢にしたい」「季節の変わり目に味の変化を楽しみたい」そんなときは新米を。「お弁当や混ぜご飯に向くお米が欲しい」というときは古米を選ぶのもアリです♪
お米の料理レシピと便利な炊飯器の使い方

毎日食べるお米だからこそ、ちょっとした工夫でレパートリーは無限大に広がります。炊くだけじゃもったいない!
お米の魅力を引き出す簡単レシピと、今どき炊飯器の使いこなしテクをご紹介します。
米を使った簡単レシピ10選
ご飯って、「主食」としてだけでなく、メイン料理やおもてなし料理にもなる万能食材。
しかも、お米を使ったレシピは意外と簡単で、ボリュームもたっぷり。
ここでは忙しい主婦にもぴったりな、手軽でおいしいレシピを10個ご紹介します。
- 炊き込みご飯:具材を一緒に炊くだけ。冷蔵庫の余り物でもOK。
- チキンライス:ケチャップ+冷ご飯であっという間に洋風ごはん。
- おにぎらず:ラップで包んで簡単。見た目も楽しい!
- ガーリックライス:ニンニクとバターで炒めるだけで、食欲全開。
- 和風チャーハン:醤油ベースでシンプルに。冷ご飯消費にも◎
- お茶漬けアレンジ:梅干しや明太子で、簡単なのにしみわたる味。
- オムライス:子どもも大好き定番メニュー。
- ライスグラタン:チーズとホワイトソースで余りご飯がごちそうに。
- ドリア風炊き込み:炊飯器で洋風ごはん→そのまま焼き上げ。
- ご飯ピザ:余りご飯をフライパンで焼いて、チーズや具をトッピング。
「炊飯器があるだけで、ここまでできるの!?」と驚くレシピもたくさん。
次のセクションでは、そんな炊飯器の最新機能をご紹介します♪
最新の炊飯器機能とその便利さ
ひと昔前の炊飯器と比べて、今の炊飯器はまるで“ごはんのプロ”。
機能がどんどん進化していて、「ただ炊くだけ」なんてもう古いんです!
たとえば、最近人気の機能はこちら:
- 銘柄炊き分け機能:コシヒカリやあきたこまちなど、お米の品種に合わせた最適な炊き方を自動でしてくれる優れもの。
- スチーム保温:長時間保温してもパサつかず、まるで炊きたてのようなふっくら感をキープ。
- 少量炊きモード:一人分だけ炊きたい時に便利。ムダなく、しかもおいしい。
- 炊き込み・おかゆ・玄米専用コース:メニューに合わせて、火加減や時間を自動調整。
さらに、スマホと連携できるIoT炊飯器も登場!
外出先から予約炊飯ができたり、アプリでレシピ提案が届いたりと、ますます便利に。
「毎日使うものだからこそ、ちょっといいものを選んで正解だった!」という声も多数。
おいしさと時短、どちらも叶える今どきの炊飯器、ぜひチェックしてみてくださいね。
洗米の重要性と方法
「お米って、しっかり洗わないとダメ?」と思ったことはありませんか?実は、おいしいご飯に仕上げるためには“洗米”がとっても大切なんです。
精米されたお米の表面には、微細なぬかやほこりが残っています。このまま炊いてしまうと、ご飯がベタついたり、においの原因になったりすることも…。
だからこそ、最初の一手が肝心!
【正しい洗米のステップ】
- ボウルにお米を入れ、最初の水はサッと入れてすぐ捨てる(この水はお米が一番吸いやすいので、ぬか臭さも吸い込みやすいんです)
- 手を軽くグーにして、優しく10~20回ほどかき混ぜる
- 水を入れて、白く濁ったらまた捨てる
- これを2~3回繰り返す(完全に透明にする必要はありません)
ゴシゴシ洗いすぎると、お米の表面が削れてしまうので注意。
ふんわり、やさしく、が基本です♪
最近は“無洗米”を使う方も増えていますが、通常米を使っているなら、ちょっとした洗い方の違いが炊きあがりに差を生むんです。
丁寧に洗えば、お米本来の甘みや香りがしっかり引き立ちますよ。
まとめ:米1キロ=6.7合、知っておきたい暮らしの知恵

「米1キロって何合?」そんな素朴な疑問からスタートした今回の記事。
1キロ=約6.7合という計算を覚えておくだけで、買い物や献立作り、冷凍ごはんの計画がぐっとラクになります。
さらに、消費量に応じた選び方や、鮮度を保つ保存方法、おすすめレシピや最新の炊飯器の使い方まで、知っておくと家事がもっとスムーズに。
毎日口にするお米だからこそ、ほんの少しの知識で「節約」も「美味しさ」も両立できるんです。
これからも、ちょっと賢く、ちょっと丁寧に。お米との上手な付き合い方、ぜひ暮らしに取り入れてみてくださいね♪