ロードバイク等を始めた時に六角レンチのことを、
アーレンキーと呼んでいるのが気になったなんてことはありませんか?
アーレンキーは六角レンチの会社名ですから、
会社名で呼んでいると考えると不思議な感じがします。
普段呼びなれない名前ですし最初はとまどうことも多いようです。
そこで、今回は何故六角レンチのことをアーレンキーと呼ぶのか調査しました。
すると、アーレンキーは自転車業界で、
普通に使われている言葉だということがわかりました。
なので六角レンチ=アーレンキーということです。
業界用語が一般の人にも浸透したようです。
アーレンキーは業界用語
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アーレンキーは自転車の業界人が呼んでいる名前ですから、
決しておかしな呼び方ではないです。
また、自転車好きの間でも日常で使われている名前だということでした。
「六角レンチ」は7文字の言葉ですが「アーレンキー」は6文字。
少しだけ短縮して呼ぶことが出来ます。^^
仕事をする上で作業や連絡が早く、
間違った伝わり方を防ぐことに役立っていると考えられました。
「アーレンキー」の方が発音しやすいという意見もあり、
使いやすいということで広まったという説もあります。
では、そもそもの由来は何なのでしょうか?
アーレンキー~名前の由来
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「アーレンキー」は六角レンチを発明した会社でした。
六角レンチはアメリカの工具メーカーで、
「Allen Manufacturing Company」が発明しました。
1910年に開発されています。
細かく言うと「アーレンキー」は開発した人の名前です。
ワット数やニュートン力学のように、
発明した人の名前が使われることはよくありますよね。
主にアメリカやイギリスでその傾向があるようです。
ちなみに英語では「Allen key」と言うとのこと。
アーレンが作った「キー」という意味でした。
では何故、この言葉は業界人に使われるようになったのでしょうか?
鳥山新一先生が専門用語を作った
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それは、鳥山新一先生が専門用語を書いたことが始まりのようです。
「アーレンキー」という言葉は、
鳥山新一先生が本に書いたことで自転車愛好家に広まりました。
鳥山先生は東大の医学部を卒業した後、
サイクリングの啓蒙活動のため「鳥山研究所」を作っています。
多くの手引書を書いていて自転車業界の最重要人物と言われていました。
サイクリングはもともと中学生までの遊びだったのですが、
大学生や大人の趣味として発展させた人だそうです。
他にも泥除けのことをフェンダーではなく「マッドガード」と呼ばせたり、
シートポストも「シートピラー」と言うと記していました。
また、チューブレスの丸タイヤは「チューブラー」等があります。
最近普通に耳にする「ロードレーサー」という言葉も、
鳥山先生が呼び方を広めたとされていました。
本の中でも「サイクリング事典」は難しい内容を、
明確に解説している本で理解度が高まると評判です。
自転車本を1000冊読んだ方のおすすめ10選に選ばれていました。
自転車に詳しくなりたい方は読んでみると面白いと思います。
専門家は何故専門用語を使うのか疑問ですよね。
専門用語を使うわけ
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六角形のものに対応する工具は実はたくさんあります。
ですから、六角レンチでは何を示しているのかわからず、
伝わらないことがあるのです。
コンビネーションスパナを持って来られたなんてことも起こります。
「アーレンキー」と言えばどの工具がすぐにわかるのです。
六角棒スパナやヘキサゴンレンチ、ヘックスという呼び名もあるのですが、
「アーレンキー」の方がスマートで共通して認識できるため便利。
そのため、専門用語を使うようになるのです。
まとめ
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アーレンキーは業界用語でしたが、
今では自転車愛好家の中で普通に使われる言葉です。
素人の私には六角レンチと言えばわかると思ってしまいますが、
工具は種類が豊富で伝わらないということに驚きました。
専門用語を使うとミスも少なくて時短になるのですね。
これからサイクリングに最適な季節になります。
専門用語を覚えて快適に自転車を楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっとスムーズな旅になると思いますよ。