節分に柊鰯を飾る風習がありますが、
一体いつから飾るのかご存知でしょうか?
節分といえば恵方巻きを買って食べたり、
小さい子どもさんがいるご家庭では豆まきをして鬼退治!
みたいなイベント的なことをしますよね。
なんとなく「無病息災」を祈って終わりでしたが、
日本では昔から「柊鰯」を飾って「魔除け」をする風習があります。
今年はコロナの影響で、
なおさら強く意識される方が多いと思います。
そこで、節分の柊鰯についてまとめましたので、
よかったら参考にしてくださいね!
節分の柊鰯を飾る時期
まず、最初に柊鰯はいつから飾るのか?
いつまで飾るのかについてです。
節分の飾りですので節分の時期ですが、
ここからここまでというはっきりした情報がありませんでした。
概ね1月中旬~節分当日までが多く諸説ありましたね。
ただ、鰯をつけて飾る場合は、
焼いたとしても生物ですのであまり長く飾ると、
ご近所迷惑になることもあります。
揉め事にならないようにすることが何より大事ですね。
マンション住まいの私なら当日だけ飾ると思います。
もしくは柊だけを飾るという選択肢もありますね。^^
一軒家&隣の家と離れているなら上記の期間飾ると思います。
節分用の柊鰯の材料と作り方
実は私は柊を飾ったことがあるんですが、
柊鰯は作ったことがありません。
そういう風習があるのは知ってたんですけどね…。
そいうこともあり興味があって調べてみたのですが、
柊鰯の作り方はとても簡単でした。
まずは材料ですね。
柊鰯の材料は以下の通りです。
- 柊(ひいらぎ)
- 鰯 一尾
柊という植物はスーパーやホームセンターに売ってます。
トゲトゲがあって赤い実がついてるものですね。
歩いていても比較的よく見かけます。
鰯は頭の部分だけ使いますが、
おそらく頭だけ売ってるところは少ないと思います。
ですから1尾購入してこんがりと焼きましょう!
焼けたら頭の部分を切り取ります。
(残りはおいしくいただきます)
そして切り取った鰯の頭を柊に刺します。
めちゃ簡単ですよね~。
あまり細かい点にこだわらなくても大丈夫です。^^
柊鰯の飾り方の基本
飾り方についても細かい決まりはありませんが、
唯一「玄関」に飾るというのは守ってください。
これは魔除けに柊鰯を使う理由にも関係してきますが、
「鬼」が家の中に入ってこないようにするためです。
位置とか方角などは気にすることはないようです。
ただ、マンションの場合は外に飾る時は注意が必要です。
柊鰯の意味を知らない人からすると不気味に思うかもしれませんし、
焼いた鰯としても臭いが出て迷惑になるかもしれません。
その場合は玄関の外ではなく内側に飾るといいですね!
節分に柊鰯を飾るのはなぜ?
ここまで作り方や飾り方、時期についてまとめましたが、
由来についても少し触れておきましょう。
まず節分は立春の前日ですから、
いわゆる季節が変わる頃ですね。
その時期に鬼や悪いものがやってくるということで、
それらを防ぐという意味で魔除けとして柊鰯を飾るようになりました。
よく季節の変わり目といいますけど、
体調を崩したりなんとなく気持ちが緩んで、
色々と邪気が入り込んでくる気がしますよね。
柊はトゲトゲした葉、
鰯は臭いが魔除けにいいということで使われます。
柊鰯を処分する方法
柊鰯を処分する際は塩でお清めしてから半紙に包んで捨てる、
神社でお焚き上げをしてもらう等、いくつか方法があります。
しかし、そこまでする余裕がない方がほとんどでしょう。
私なら塩でお清めをしてから半紙がなければ新聞紙などに包み、
また一年元気で過ごせますようにと無病息災を祈りながら処分します。
柊鰯~折り紙作り方
柊や鰯を飾るのが難しい場合は、
折り紙で作ってみてはいかがでしょうか?
YouTubeでも折り紙で「柊鰯」を作る方法が紹介されています。
とてもわかりやすく説明されていましたので、
検索してみてください。
節分におすすめのイワシ料理
最後に、おすすめの鰯料理をご紹介します。
鰯は読んで時のごとく足が早いのであまり人気がないですが、
(私だけかな)節分くらいは料理して食べたいものです。
青魚はDHAなどの栄養も豊富ですしね♪
鰯の梅煮の材料と作り方
基本中の基本ですね。
私はコレしか作らないかも…(笑)
材料は2人分ですので4人家族の場合は倍量で♪
- いわし 4尾(内蔵を取ったもの)
- 梅干し 2個(タネを取り除いたもの)
- しょうが 1かけ(スライス)
- ★醤油 大4
- ★みりん 大3
- ★砂糖 大3
- ★酒 大2
- ★水 100ml
★印の調味料を鍋に入れてひと煮立ちさせ、
生姜のスライスを入れ、内蔵を取り除いたイワシ、
梅干しを加えて落とし蓋をして中火で約7分程度煮ます。
たったこれだけです。
思ったよりとっても簡単にできちゃいます。
もう少し煮汁を煮詰めていただきます。^^
おいしいのでぜひ作ってみてくださいね!
まとめ
節分の魔除けに使われる柊鰯の飾りは、
1月中旬から節分当日まで飾るという説が有力!
節分は季節の変わり目でもありますから、
柊鰯を玄関に飾って鬼を追い払いましょう!
その際はご近所迷惑にならないように気をつけて!
もし柊鰯が作れない状況なら、
折り紙で柊鰯を作ってもいいですね♪
こういう日本の風習は受け継いでいきたいものです。