割り箸の割り方に理由があると知っていましたか?
割り箸といえばバーベキュー等のフランクな場所で
よく使われるイメージだと思いますが
実は正式な場でも使うことが良くあるのです。
私はミシュランに載っている日本料理店に行く時に、
割り箸の割り方って理由があるのかなと気になりました。
結婚すれば、夫の両親と食事に行ったり、
行事を行ったりする時に割り箸が出ることがありますよね。
なので割り箸の割り方について理由を調べることにしました。
割り箸の割り方にはちゃんと理由があります。
きちんとした割り箸の割り方をしていないとマナー違反になりますよね。
では、マナーの良い割り箸の割り方とは何なのでしょうか?
割り箸を割る時のマナーとは
割り箸を割る時にはマナーがあります。
それは、「上下に開いて割る」というものです。
私はこのマナーを知るまでは、
肘を張って横に割り箸を割っていました。
この割り方はマナー違反になります。
何故このように割り箸を割るのがマナー違反なのかというと、
横の人に肘が当たってしまう可能性があるからです。
確かに、割り箸を割る時によく夫に肘が当たってしまい、
ちょっと気まずい思いをすることがありました。
割り箸を上下に開いて割るのは自分以外の人に対する配慮だったのです。
他にも、テーブルの上の料理やグラスを倒してしまうかもしれません。
割り箸を割る時にマナーを守れば、食事を作ってくれた方、
お皿やグラスを作ってくれた方にも配慮できますね。
マナーだからというだけではなく、
どのような理由があるのかというところも知っていると、
女性としてワンランクアップできますよ。
子供に教える時はよく理由を聞かれたりするので、
答えられるようにしておくと良いですよね。
さらに、優雅に割り箸を割る方法があります。
それは割り箸を「膝の上で割ること」。
膝の上で割り箸を割ることで、
人にぶつかったり物を倒したりしませんし静かに割ることができます。
割り箸から出る木くずも料理に入りませんよね。
なにより、手元を隠す所作が素敵ではないですか?
これはすぐにでもしたいマナーですね。
きっと夫のご家族もマナーのわかる良い嫁だと、感心しますよ。
他にも割り箸を置く時に箸置きから先を3センチ出して置くというマナーや、
両手で置くといったマナーもあります。
お箸はついお茶碗やお皿にまたいで置いてしまいますが、
それもマナー違反になりますので気をつけましょう。
箸置きや箸袋が無い場合は、
割り箸の口を付けた方を小皿にたてかけるのがマナーです。
でも、割り箸はたまに割るのに失敗してしまいますよね。
失敗してしまったら所作が美しくてもなんだか恥ずかしくなってしまいます。
失敗しない割り箸の割り方とは
割り箸が途中で変な風に割れてしまったことはありませんか?
私も良く割り箸の割り方を失敗してしまい、長さが違う割り箸を使っていました。
割り方のコツを覚えてからは割り箸が失敗しないで割れるようになったので、
私が実際試してよかった方法をお教えします。
- 割り箸を両手で横向きに持ちます。
- 左の手を下にして持ち下側の端をしっかり指でつかんで固定する。
- もう片方の指で割り箸の上側の部分を持ちます。
- ゆっくり上に引き上げながら割ってください。
失敗しない割り方で割り箸を割る時のポイントはふたつ!
- 割り方を失敗しないために割り箸は片方だけ引っ張って片方は固定する。
- 割り箸はゆっくり上に引き上げることで割り方に失敗しない。
この二つを覚えておけば、失敗しないで割り箸を割ることができます。
片方を固定しないで割ると割り箸がぶれてしまいます。
割り箸がぶれてしまうと力が均等に入らずに変な割れ方をしてしまうので注意!
ゆっくり引き上げるのは、より強い力で割り箸を引っ張るためです。
紙を切る時に折り目をつけてから素早く引っ張ると、
ぐしゃぐしゃに破けてしまいますよね。
紙をゆっくり破くと綺麗に切ることができます。
綺麗に破けるのは切れ目や折り目に強い力を与えることができるからなのです。
あまり安い割り箸だと上手くいかないこともありましたが、
ほとんどの割り箸を綺麗に割ることができました。
ひと手間で簡単にできるので、是非試してみてくださいね。
まとめ
割り箸の割り方にはマナーがあります。
「上下に開いて割る」というものですが、
自分以外の人に対する配慮になりますのでぜひ覚えておくといいですね。
割り方を失敗しないために、割り箸は片方だけ引っ張って片方は固定する。
さらに割り箸をゆっくり上に引き上げることで割り方に失敗しません。
いかがでしたでしょうか?
割り箸は懐石料理の時に出てきたり、
義実家に行った時に使ったりするのでマナーを覚えておくことは大切です。
周りにも配慮でき、自分の所作も優雅にできるので良いですよね。
意外と知らない人が多いですが、
この機会に割り箸の割り方を変えてみてはいかがでしょうか。