マンダラチャートというと、
9×9=81マスのものが一般的ですがこれはB型といわれるものです。
実際やってみるとわかるのですが
81マス全てを埋めることはかなり難しいです。
いくら考えても思い浮かばないこともあるでしょう。
B型の基本形として、
3×3=9マスだけで構成されたA型があります。
そこで、81マスが埋まらない場合は、
マスの数が少ないA型のマンダラチャートから作成してみましょう。
その後、徐々に内容を充実させていき
最終的にB型の81マス全て埋められるよう段階的に完成させていくとよいでしょう。
マンダラチャートは目標を達成するのに非常に効果があると言われています。
作成したマンダラチャートを見直すことで、
今何をすればよいかが視覚的に分かりやすくなり自分の思考を整理できるからです。
自分が一生懸命考えた言葉を見ることでモチベーションの維持も期待できます。
年代、職業を問わず幅広い人々の目標達成に役立つことも大きな魅力ですね。
- 志望校合格
- 売上増大
- 大会の優勝
- ダイエット
- 大掃除
- 貯金
上記のようなパターンで作成できます。
では、今からは具体的にマンダラチャート作成に進んでいきましょう。
ちなみに、ネット上では「マンダラチャート」と、
「マンダラート」の名称が混在していますが、
内容的にはどちらも特に違いはありません。
マンダラチャートA型のやり方は?
それでは早速マンダラチャートA型を作成してみましょう。
やり方は以下の通りです。
- まずは紙と筆記用具を用意しましょう。
- 紙を9等分するように線を引きます。
- 中心のマスに自分はこうなりたい!という目標を書きます。
- 残りの8個のマスの上部に目標に関連する語句をそれぞれ記入します。
- それぞれのマスに上部に書いた語句を高めるための目標行動を思いつくまま箇条書きで書いていきます。
- 目標行動の内容は抽象的なものより日数や回数など数字を入れた方がやる気が出ます。
- あまりにも厳しい目標行動を記入すると途中で挫折する原因となるのでほどほどの難易度の目標行動を記入する
マスによっては目標行動の数が少ないのもあれば、
多いのもあると思いますが、これで一応A型のマンダラチャートは完成です
例えば受験生であれば目標は「志望校合格」となるでしょうね。
目標に関連する語句としては「英語」「数学」といった教科や
「精神力」「体力」あたりでしょうか。
場合によっては8個の関連語句ですら中々思い浮かばないかもしれませんが、
悩みに悩んで自分の思考を深掘りすることが重要です。
大変ですが頑張りましょう。
マンダラチャートB型に発展させてなりたい自分を目指そう!
次にマンダラチャートB型に発展させてみましょう!
- A型が完成した後は目標行動を実践していく。
- 実践していく中で新たに気付いた目標行動があれば随時追加していく。
- テレビ、雑誌、ネットなどの情報も参考になるかもしれません。
- モチベーションが下がりそうなときは、なりたい自分を想像して自分を奮い立たせましょう。
- やがて、それぞれのマスの行動目標の数が8個になればB型に変更できます。
もしも8個を超える場合は優先度の低いものは省いてください。 - B型の構造はA型(9マス)のまわりを別のA型8個でぐるりと取り囲んだものです。
- 別のA型8個の中心には最初に決めた目標に関連する語句8個をそれぞれ転記します。
- 転記した関連する語句のまわりのマスに全ての目標行動を記入して完成です。
B型の場合81マスもあるのでフリーハンドで書くのは大変です。
「マンダラチャート テンプレート」でネット検索すると
たくさん見つかるので是非活用してみましょう。
マンダラチャートは、ただ書いて完成させただけでは意味がありません。
目標行動を実践していき、
常に現状より良い内容に更新していく意識を持ち続けていくことが大切です。
そうすれば、目標とするなりたい自分にどんどん近づいていくことができるでしょう。
まとめ
今回の記事をまとめます。
- マンダラチャートB型(81マス)が埋まらない時はまずはA型(9マス)で作成してみる
- 徐々に内容を充実させていく
- B型の81マス全て記入して完成させる
- 完成後も内容を更新していく
- 現状よりも良い状態を目指し目標達成のために行動を実践していく
今では、マンダラチャートのスマホアプリも数種類リリースされているので、
ちょっとした合間にスマホで確認できるのはありがたいですね。
ふっと思いついた言葉もその場ですぐに入力できて便利です。
ただ、無料のスマホアプリは広告が表示されるものが多く、
使用していて気が散る場合があります。
そんな時は課金することで広告が止められるアプリもあります。
見た目のデザインや機能はアプリごとにかなり違うので、
自分好みのアプリを見つけてみるとよいでしょう。
何も考えずに漠然と生きていると、
人は何事にも無気力になりやる気を失ってしまいます。
やる気を取り戻し充実した生活をおくるために、
一度マンダラチャートを活用してみてはいかがでしょうか。
自分を見つめなおす良い機会となるかもしれません。