都内は電車が発達しているのに路線バスがあって、
なんだか不思議に感じているなんてことありませんか?
地方住み(広島)の私としてはあんなに電車があるのに!
しかもバスは遅延することが多いし渋滞で時間もかかるし、
なんであえて不便なバスを使う人がいるのかと疑問でした。
そこで今回は都内のバス事情について調べました。
するとバスの利用者は1日57万人もいるということが判明。
では何故乗車する人が多いのでしょうか?
都内バスの利用者が多いわけ
地方住みの私は都内は縦横無尽に電車があって、
電車だけで移動できるんじゃない?って思ってましたが、
多摩地域や23区内には近くに鉄道の駅が無い地域が多くあります。
ですから路線バスを利用しなければならない人がいるんですよね。
また、都心でも目的や場所によってはバスを利用することがあるそう。
都内で電車に乗ると大抵乗り換えが必要になります。
JRから私鉄への乗り換えは結構面倒くさいものです。
この距離が微妙ですし結構歩かなければならないこともあります。
エスカレーターを何回も乗り降りするのも一苦労。
この場合、バスの乗り換えの方が移動時間短縮で楽なことも。
電車りょりバスの停留所が近いというパターンもあります。
そのため利用する人が増えているのではないでしょうか。
他にも単純に人口が多いことも理由になっています。
全員が一つの交通機関だけを利用すれば入場制限が起こると考えられます。
そこで手段を分けることで分散させているのです。
調査すると満員電車が苦手なためバスや徒歩、
健康にもよいと自転車を利用するという人もいました。
このようにすることで一つの機関に事故等が起きた時も、
振替の輸送が可能になっているのです。
また路線は山手の沿線から放射線状に伸びています。
横の繋がりがないため横移動には車がかかせません。
都内に近づくほど車両の所有者は少ないですから、
自然と公共交通機関を使うというわけです。
以上のような理由で利用者が増えているようでした。
金銭面では目的地によって電車よりもお得になる場合があります。
電車よりバスがお得になる場合
例えば京王線を利用する時に80円安くなり、
時間も15分短縮できるようです。
府中から国分寺までは電車利用だと乗り換えがあります。
分倍河原や西国分寺です。全部で30分かかってしまうとのこと。
ですが、バスを使うと半分の時間で到着することが可能です。
値段も320円かかる所が240円で済みます。
また、西葛西から新小岩も鉄道で行くと400円程かかりますが、
道路を使って移動すれば210円で済むのです。
どちらも着くまでに10分かかるとのこと。
全く同じ所要時間になっています。
ただ、遅延する確率は車での移動の方があるようです。
しかし、線路を使っても遅延することはありますよね。
それなら距離が近くて安い方を選ぶでしょう。
利用者は若者だけではありませんよね。
敬老バスというものが多く走っているそうです。
敬老バス
短距離を移動するバスでは主にお年寄りが日常使いしています。
地下に降りることや階段を登ることが難しい人に重宝されているとのこと。
首都圏は意外と坂が多く移動も大変ですよね。
地名に「谷」が付いている所は昔谷であった所なので渋谷も意外に坂があります。
他にも山や台、丘等が付いている場合も同様で、
四谷や青山も歩くには辛い環境になっています。
このような場所での転倒事故防止にも路線バスが役立っているようでした。
まとめ
都内に路線バスが存在しているわけは1日57万人が乗車しているからでした。
電車ほど人を乗せなくても運営できるため本数が多いという点もあるようです。
実際に東京で路線バスを眺めていると、
常に一定数の乗客がいるといった書き込みもありました。
観光客等も使いますから需要は高いと考えられます。
大阪でも市内を走るバスは繁盛しているとのこと。
大都市でも必要な移動手段だと感じました。
都内は一律210円のため使うというケースも多いようです。
うまく利用して快適に過ごしていきたいですね。
※このページの値段は2023年12月現在のものです。