ひな祭り用にケーキを作ろうと思っているけど、
生クリームってピンクにできるの?って悩んでいませんか?
オーソドックスなホワイトもいいけど、
生クリームに色が付くだけで華やかさが断然違いますよね。
今回は女の子がみんな大好き、
パステルピンクの色付け方法の紹介です。
生クリームをピンクにする方法は3つあります。
- 食紅
- アイシングパウダー
- ジャムなど(着色料以外)
一番安価で簡単なのは、
使用するのはお菓子作りでよく利用する赤色の食紅です。
入れるタイミングも食紅=食用色素という色粉なので、
いつでもOKなのがいいですね。
食紅で色付けする場合の注意点
生クリームを最初から作る場合も、
冷凍ホイップのように泡立てる必要のないクリームにも使えます。
ただし、注意することが3つあります。
①最初は少しずつ入れる
まずはちょっと少ないかなと思う量をとります。
生クリームに入れるのは更にその半分の量を入れて混ぜます。
そして、自分の思うピンク色になるまで少しずつ足していって下さい。
めんどくさいから、白に赤でピンクにはなる、
だから適当に入れてしまえ!はやめましょう。
パステルピンクにはほど遠いアメリカンな色が出来上がります。
②温度に気をつける
生クリームを最初から作る場合も、
出来上がりの冷凍ホイップクリームなどを使う場合も、
どちらも気を付けるべきなのが温度です。
泡だて器で一から作ったことがある方はおわかりですよね。
部屋を涼しくしてボールを冷やしながら泡立てないと、
なかなか固めのクリームはできないのです。
冷凍ホイップに色を付ける場合も同じで、
食紅を混ぜている間にどんどん固さがなくなっていきます。
いざスポンジケーキに塗ろうとしても、
ドロっとしてうまく形ができなかった、なんて失敗談はよくあります。
ちなみに冷凍ホイップで一番やってはいけないのが、
ホイップの袋の中に食紅を入れてもむこと。
もんで色を混ぜようってことなのでしょうが、
この方法はケーキの装飾にはむいてません。
手の熱が伝わりホイップクリームの固さがなくなります。
そこでどうしたら良いのでしょうか?
すでに出来上がっているホイップクリームを使う場合もボールを2個用意しましょう。
ひとつに氷水を入れ、
その上にもうひとつのボールを置いてクリームと食紅を混ぜます。
![](https://lijoy.jp/wp-content/uploads/2022/12/white-chocolate-300x169.png)
③混ぜるスピード
その際注意することがスピードです。
かき混ぜるスピードは素早く混ぜることが大事です。
生クリームの色付けにアイシングパウダーはどう?
奥深そうなアイシングの世界には、
日本アイシングクッキー協会というものまであります。
それに欠かせないのがアイシングパウダーなのですが、
これが生クリームに使えるのかというと使えます。
ただし、泡だて器で生クリームを最初から作るという前提つきです。
アイシングパウダーの原料は卵白と粉糖 です。
「粉糖」が材料のほとんどを占めているので甘さの調整には気配りが必要です。
また、色のついたアイシングパウダーには食紅が入っていますので、
食紅のみと同じように加える量は少しずつが基本です。
水で溶かす必要はなく液状の生クリームに入れて、
色を見ながら泡立てていく感じです。
ただいずれにせよ食紅を使っているので、
あえてアイシングパウダーで色付けをするメリットは無い気がします。
生クリームの色付けは着色料なしでもできる
![](https://lijoy.jp/wp-content/uploads/2022/12/29d3bc99193cb0b837fb8cc53f050ae5-9-1024x715.jpg)
天然素材でこだわって作りたいという方は、
上級者向けですがイチゴピューレで色付けしてみてはいかがでしょう。
市販のものでも良いですが、
しっかり水気をとったイチゴをミキサーでつぶすだけでもOK。
つぶしたら液状の生クリームに加えてハンドミキサーで一気に泡立ててください。
イチゴがあまり多いと水分も多くなるためしっかりした生クリームができません。
その場合はジャムのように砂糖と煮詰めて、
水気をとばしてから加えるという方法もあります。
ただ、ピューレはどうしても薄めのピンクになってしまうというデメリットがあります。
濃さが必要なら、やはり食紅を加えて濃淡を調節することになります。
![](https://lijoy.jp/wp-content/uploads/2023/05/fresh-cream-shouhi-300x169.png)
まとめ
生クリームの色付けは、食紅が一番簡単です。
かわいいパステルピンクも、
どぎついショッキングピンクも好きなように調整できます。
冷凍・冷蔵ホイップクリームも食紅で色付けできます。
液状から生クリームを作るなら、
アイシングパウダーでもイチゴピューレでもイチゴジャムでも色付け可能。
ひな祭りにケーキを手作りすると、
女の子はすごく喜んでくれるでしょう!
生クリームをかわいいピンクにして、
ぜひ、たのしいひな祭りを楽しんでくださいね!