墨汁が服についたら落ちない理由とは?あわせ技で落とそう!

小学校、中学校とほとんどの人が
習字の授業で墨汁を使ったことがあると思います。

墨汁って気をつけていてもピッと跳ねて洋服についたり、
習字に熱中しているためうっかり袖につけてしまったりしますよね。

誰もが一度は、あの真っ黒な墨汁を洋服につけてしまい、
悲しい思いをしたことがあるのではないでしょうか。

墨汁って洋服につくと本当に取れないですよね。
白い洋服やお気に入りの服なんかについてしまった時は本当にショックです。

何度も何度も洗っても、落ちることなくシミが残ります。
墨汁という奴はいったい何者なのでしょうか?

墨汁が落ちない理由には、
この墨汁が何者であるかが密接に関係していて、
墨汁の成分が衣類についた墨汁が落ちにくい理由です。

墨汁の主な成分は、
カーボンブラックと呼ばれる煤(すす)、膠(にかわ)、香料などです。

このカーボンブラックがとても小さい粒で本当に厄介でして、
衣類にくっつくと服の繊維に入り込むためとても落ちにくいのです。

膠は、墨汁の中で接着剤の役割を果たしています。

落ちにくい理由はわかりましたが、
やはり気になるのは一度ついた墨汁の落とし方ですよね。

今回は、墨汁の重曹を使った落とし方、
のりを使った落とし方をご紹介していきます。

重曹を使った墨汁の落とし方

冒頭でお話しましたが、
墨汁が落ちない理由が墨汁の成分であるものすごく小さな粒、
カーボンブラックにあることが分かりましたね。

みなさんは、墨汁がついたとき、どのような処置をとるでしょうか。
私は真っ先に水道に向かい、水でゴシゴシ洗っていました。

その結果、墨汁は落ちないし、
なんかシミのように広がって余計に目立ってしまいました。

すぐに水でゴシゴシ洗うという行為は、
墨汁をつけたときはやらない方がいい対処法です。

水でゴシゴシ洗うことによって、
カーボンブラックを洋服に広げてしまっているのです。

そして、その後、カーボンブラックは洋服の繊維の奥の方へと
にじんで入り込んでしまい更に落ちにくくなります。

それでは、墨汁をうっかり洋服につけてしまった時は、
どのようにすれば良いのでしょうか?

ここでは、重曹を使った落とし方をご紹介します。

重曹は部屋の掃除等の特集でよく汚れを落とすのに使われていますよね。

重曹は、弱アルカリ性で墨汁の汚れ落としにも使うことができます。
自然由来のため安全に使用でき、多少の漂白効果もあるそうです。

重曹の使い方としては、60度ほどのお湯に重曹を溶かし、
その中に墨汁で汚れた衣類を入れしばらくつけておく方法と、

重曹と同じアルカリ性の酸素系漂白剤と組み合わせて使い、
重曹の染み抜き効果を高めるという方法があります。

こちらの酸素系漂白剤と組み合わせて使う方法としては、
まず最初に、重曹をぬるま湯で少しずつ溶いて作った
重曹ペーストを衣類の墨汁汚れに塗りつけ汚れを浮かせます。

その後、重曹の上に酸素系漂白剤を垂らして、
馴染ませるようにもみ込み、水につけて30分以上放置します。
放置後、軽く水洗いしていつも通りに洗濯機にかけて終わりです。

難しい事は何もないため、どなたでも簡単にできると思います。

ただ、使う漂白剤によっては、
大切な洋服を傷つけてしまうこともあるため注意が必要です。

のりを使った墨汁の落とし方

以上、重曹を使った墨汁の落とし方をご紹介してきましたが、
重曹が常備してあるというご家庭は少ないのではないでしょうか。

何かもっと誰でも持っているようなもので
墨汁を簡単に落とすことはできないのかとても気になりますよね。

そこで、どのご家庭にも一つはあるであろう
文房具「のり」を使った墨汁の落とし方をご紹介します。

まさか、のりが墨汁のシミ落としに一役買うなんて目から鱗ですが、
のりの粘着質なでんぷんが衣類の繊維の奥の方まで入り、
墨汁の細かい汚れを絡め取ってくれます。

のりを使った墨汁の落とし方は、
墨汁で汚れた部分に液体のりを塗りつけてよくもみ込み、
水で洗い流すといったとても簡単な作業です。

一回で落ちない時は何回か繰り返すと効果があります。
スティックのりでは効果がないので注意しましょう。

最後に

墨汁が落ちない理由は、墨汁の成分である
カーボンブラックがものすごく小さな粒であるために、
衣類の繊維に入り込んで落ちにくいからです。

お気に入りの洋服にうっかり墨汁をつけてしまった日は、
その落ちにくさと目立つ黒に一日中落ち込んでしまいますよね。

しかし、今回ご紹介してきた重曹とのりを使った落とし方を試すと、
シミが気にならない程度まで落とすことができます。

ただ、時間が立てば立つほど落ちにくくなりますので、
なるべく早く対処することもキレイに落とすコツです。

私が1番効果があったと思ったのは、
重曹と酸素系漂白剤を組み合わせた方法です。
みなさんも是非一度お試しください。