今日は誰もが一度は経験することがあるであろう
「服についたペンキ」の落とし方について解説していきます。
実は先日主人が会社で何かに塗装をしてて、
上着についてしまったようなんです。
その場でしっかり拭き取ってくれたらよかったのですが、
私が見た時にはカピカピに乾いてしまっていました。
そこで、自宅で簡単にできる方法や、
時間が経ったペンキでも綺麗に落とせる方法がないか調べました。
結果、服の素材なんかで変わるので、
キレイに落とすことは難しいかもですが、
薄くはなったので試す価値はあるかなと思います。
最後までお読みください
服についたペンキのタイプ別落とし方
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一口にペンキと言っても大きく分けて2つあります。
水溶性と油性のものです。
それぞれの特性を知って落としていきましょう。
ちなみに水溶性か油性かを見分ける方法は以下の通り。
ペンキの光沢がつやつやしている場合は油性、
マットな感じのものは水性です。
またペンキの部分を強くこすってみてニオイを嗅ぎ、
溶剤のような強い刺激臭がしたら油性だと思って間違いありません。
水溶性の場合はほとんどニオイがないです。
水性ペンキ
水性ペンキは水で溶けます。
なので、水を使って洗い流すだけで比較的簡単に落とせます。
ついてすぐの場合はペンキが乾かないうちに濡れた布で拭き取り、
その後、水で洗い流しましょう。
※拭き取る際にはペンキを広げないように注意してください。
水溶性ペンキが乾いてしまった場合は、
ヘラなどでこそぎ取ってから中性洗剤を使います。
その際はまず水から試して、
落ちなければお湯で落としていきます。
スポンジに中性洗剤を含ませて、
衣類の下にタオルを敷き上からトントン叩きます。
※石鹸やシャンプーで代用可能。
ここまでして洗濯機で洗うといいでしょう。
油性ペンキ
油性ペンキは水だけでは落としにくいので、
洗剤を使った方法がおすすめです。
まず、注意点として油性ペンキの場合は、
ペンキの種類や服の素材によって落ちないことがありますし、
洋服の生地を傷めてしまう可能性があります。
その点に注意しながら落としていきましょう。
ペンキがついたばかりの落とし方は水溶性とほぼ同じです。
ペンキが乾かないうちにキッチンペーパーで拭き取り、
中性洗剤をつけたスポンジで優しくこすって落とします。
その後、水で洗い流しましょう。
ここでもペンキを広げないように注意が必要です。
洗濯機で洗う前になるべくペンキを落とすことを忘れずに。
時間が経ったペンキを落とすコツ
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時間が経って乾いてしまったペンキを落とすには、
以下の方法(材料)が効果的です。
- ペンキ落とし
- ベンジン
- 除光液
- アルコール
- 中性洗剤
まず、可能であれば乾燥したペンキをできるだけ剥がします。
つまようじやヘラなどを使い傷つけないようにゆっくりと剥がしましょう。
水性の場合は、濡れた布で柔らかくしてから、
洗剤をつけたスポンジで優しくこすることで、
ペンキを徐々に落とすことができます。
根気強く繰り返すと落とすことができるでしょう。
油性ペンキの場合はペンキ落としやベンジンで落とします。
ベンジンの場合を例に説明します。
綿棒や歯ブラシなどにベンジンを含ませて、
服についた油性ペンキの上からトントンとたたき洗いします。
汚れが浮いてきたらタオルで拭き取ります。
これを数回繰り返して汚れを落としていきます。
根気がいります。(汗)
冒頭に書きましたが自宅で完全に落とすのは難しかったです。
でもかなり薄くなったので作業着であればOKでしょう。
ペンキ落としやベンジンなどは刺激臭がしますので、
かならず換気の良い場所で使うようにしてくださいね!
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また、今回は主人の作業着だったので、
少々生地が傷んでも差し障りありませんでしたが、
デリケートな素材の服であればクリーニング店に出してください。
クリーニング店では超音波洗浄器を使って落としたりします。
どうしてもキレイに落としたいならプロにおまかせしましょう。