お正月が終わるとすぐに節分の季節ですね。
節分の豆まきは毎年やってるけど何時頃にするのがよいの?
まきかたに順番はある?など、豆まきについて調べてみました。
節分の豆まきは鬼門などの方角を気にする場合は、
夜中の午前2時~4時頃がよいとされています。
鬼は鬼門の方角である北東からやってくると言われていて、
北東の方角を時刻にすると夜中の午前2時~4時頃になるからです。
しかし、1年に1回のこととはいえ、
夜中2時頃まで起きて豆まきをするのは、
なかなかできることではありませんよね。
ご近所迷惑にならないかな、
掃除もしないといけないななど気になることもあります。
一般的には夕食後や家族が帰ってからの
午後7時~9時頃までにするご家庭が多いようです。
家族そろって楽しく豆まきできる時間が一番ですね。
「鬼は夜中にやってくるからそれまでにまいておこう」
というぐらいの気持ちで、できれば日が暮れた後、
ご家庭の事情にあわせた時間に豆まきをするのがよいですね。
節分の豆まきはどこからまくのがよいの?
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節分の豆まきはどこからまくのがよいのか?ということも、
鬼門などの方角を気にする場合は南西の方角の部屋からまくのがよいとされています。
鬼門の方角である北東から鬼を追い出すために、
反対の方角である南西からまき始めていき、
最後に北東の部屋でまくという順番がセオリーです。
一般的なまき方は玄関から一番遠い奥の部屋から始めていき、
最後に玄関でまくという順番で玄関から鬼を追い出します。
こちらのほうがイメージしやすいかもしれませんね。
豆まきをする前は、
玄関の扉と全ての部屋の窓を開けるということを忘れずにしましょう。
まず「鬼は外」というかけ声で豆をまきます。
鬼を外に出したら福が逃げないようにすぐに玄関と窓を閉めます。
つづいて「鬼は外」の時とは逆の場所から順番に
「福は内」というかけ声で豆をまいていきます。
2階以上あるご家庭は上の階の部屋からまいていくのがよいそうですよ。
1階と同じように南西の方角の部屋から、
または玄関から一番遠い奥の部屋からまき始めます。
ただ、調べていくうちに順番、かけ声などは、
地域や家庭、社寺、思想などによって違うことがわかってきました。
お住まいの地域のやり方がわからなかったり、
ご家庭でやり方が決まっていなかったりする場合は参考にしてくださいね。
節分の豆まきと恵方巻きの順番は決まりがある?
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節分の豆まきと恵方巻きの順番はど
うすればよいのか調べてみたのですが特に決まりはないようでした。
恵方巻きは節分の日に恵方に向かって食べるとよいという風習です。
豆まきは古くからの伝統行事です。
このことから、
豆まきをしてから恵方巻きを食べるという順番がよい、
という考え方があるということがわかりました。
豆まきで家の中の邪気をはらったあとは、
心身ともに清められた状態で恵方巻きを食べるということでしょう。
夕食に恵方巻きを食べてから豆まきをするということでもいいそうですよ。
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まとめ
節分の豆まきについてまき方などを調べてみました。
鬼門などの方角を気にしないなら夜に一番奥の部屋からまく、
恵方巻きは豆まきをしてからすがすがしい気持ちで食べるのもいいし、
夕飯に食べてから豆まきするのもいいということですね。
節分には歴史や思想、風習などによって、
たくさんのやり方や考え方があるということを知ったうえで、
細かい形式にはとらわれず家族そろって節分の行事を楽しみたいですね。
2023年の恵方は南南東です。
恵方巻きには「ニコッと笑ってから食べる」
というルールもあるそうなのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
新しい1年が良い年になりますように。