ワックス不要の床をマジックリン等で拭いた時に、
カスが出てきて剥げてしまったことはありませんか?
床が剥げてしまうとその部分が目立ってしまい、
賃貸の部屋に住んでいるとかなり焦りますよね。
そこで、ワックス不要の床が剥げてしまった時の対処法を調べてみました。
ワックス不要の床とはどのような床なのかについても調査。
今回はワックスが剥げた時の対処法と、
退去時はどうなるのかを調べてまとめています。
結論から言うと賃貸の床のワックスが剥げた時は、
それ以上、なにもしないことが対処法です。
剝離剤で剥がしてはいけません。
賃貸の場合そのままの状態にするのが一番良いです。
床のコーティングが剥げた時はそのままにしておく
賃貸の床のコーティングが剥げた時は、
基本そのままにしておくのが鉄則です。
自分でなんとかしようとして剥離剤を使うと、
さらに傷が広がり見た目も悪くなってしまいます。
余計に目立ってしまうためそのままにしておきましょう。
素人がコーティングを綺麗に剥がすのは難しいです。
剥げている場所だけコーティングをすればいいのでは?と思いますが、
一度綺麗に剝がさないと綺麗な仕上がりになりません。
でも、ワックスを剥げたままにしていると、
退去時にお金がかかるか不安になってしまいますよね?
実は、賃貸の床のコーティングが剥がれても、
退去時にお金を払うケースは基本的にはありません。
何故ならコーティングは年数がたてば剥がれていきますので、
退去時にワックスが剥がれていても経年劣化ととらえられることがほとんど。
また、賃貸退去時のクリーニング費用には、
床のコーティングに関するお金も含まれているのです。
この場合は最初から必要経費に含まれているため追加で料金はかかりません。
稀に悪質な不動産会社だとお金を要求してくることもあります。
毎回、退去の時に傷などのチェックをされますが、
昔ほど厳しくなくなったな~という印象があります。
今はネットでの評判を気にする会社が多く、
軽微な傷は経年劣化で済ませてくれる感じです。
ただ、コーティングが剥げた床は傷がつきやすいですので、
剥げた部分を傷つけないように気をつけましょう。
床が傷ついてしまうと修理費をとられることがありますので、
剥げてしまった部分はなるべく触らないようにして過ごすと良いです。
周りの床のコーティングも年々薄くなっていきますから、
触らずにそのままにしておくと目立たなくなってきますよ。
ワックス不要の床とは?
そもそもワックス不要の床はどんなものでしょうか?
特徴を知っているとマジックリンでワックスを剥がしてしまった!
そんな失敗も減ると思います。
ワックス不要の床はノンワックスフローリングと呼ばれています。
ワックスを塗らなくても一定の期間綺麗な状態をキープすることができるので、
賃貸などの床に多く使われている素材です。
床材に薄いコーティングを施したもので、
剥げてしまったのはこのコーティング部分だと思います。
ワックス不要の床は最近一般的になってきた
特殊加工のフローリングでメンテナス方法は水拭きです。
表面を拭くだけで大体の汚れが落ちる優れもの。
なのでマジックリン等の洗剤を使うと、
せっかくのコーティングが剥がれてしまいます。
我が家も2年間ワックスはかけていませんが綺麗な状態を保っています。
食事中に汁をこぼした時も水拭きで綺麗になりました。
まとめ
賃貸のワックス不要の床が剥げた時の対処法はそのままにすること。
ワックス不要の床は薄いコーティングが塗られた床です。
コーティングは一度剥げてしまうと素人が直すことは難しいものになります。
いつかは経年劣化しますから今はそのままにしておきましょう。
ワックス不要の床は上からワックスをかけても、
きちんとつかなかったりまだらになったりしていまいます。
ワックス材も専用のものになりますからホームセンターでは買えません。
違うコーティングをすると目立つため余計に悪化してしまう可能性があります。
コーティングが剥がれた部分に、
ラグを敷くなどして過ごしてみると良いと思いますよ。