6月はジューンベリーの収穫の季節ですが、
実にカメムシがついしまったなんてことはありませんか?
カメムシに刺された実はでこぼこになったり、
変形したりしてしまいますよね。
せっかくジャムにしようと思っていたのに…。
このままだと捨てるしかないのかって思ってしまいますが、
変形した実は洗ってジャムにすることは可能です。
ただ、残念ながら風味がかなり落ちてしまいます。
私はカメムシの被害にあってしまったジューンベリーの実を
ジャムにするのはおすすめしませんが、
それでも作りたい!と思う方もいらっしゃると思います。
そこで、今回はカメムシ被害にあったジューンベリーの実で
ジャムを作る時の注意点とカメムシを寄せ付けない方法や駆除方法を紹介します。
ジャムを作る時の注意点
ジューンベリーの実はカメムシに吸われると、
腐ったり少し生臭くなってしまいますので、
虫食いの部分を取り除いてジャムにしましょう。
卵が産み付けてある場合もありますから念入りに洗ってください。
ここが大事なポイントです。
カメムシが吸ったところは変形していたり、
変色していますのでちょっと多めに除去しましょう。
そうしないと出来上がりの味が悪くなってしまいます。
洗い終えたら果実の量の35%の砂糖を入れて、
混ぜてから30分ほど置きます。
その後約15分位火にかけます。
時々かき混ぜながら作りましょう。
トロッとしてきたらレモン汁を入れてください。
レモンの量はジューンベリー640gに対して1/2個です。
できあがったジャムは3年間常温で保存することができます。
※清潔な瓶に入れて保管しましょう。
ジューンベリーはブルーベリーより栄養があるんですよ。
抗酸化活性効果もあるため若返りにも最適です。
ジャムは長持ちしますからなるべくたくさん作りたいですよね。
ジューンベリーの実はカメムシが付かない様に予防することが大切です。
そこで、ジューンベリーをカメムシから守る方法をご紹介します。
ジューンベリーをカメムシから守る方法
まずジューンベリーの周りの雑草をとり除いてください。
落ち葉やゴミ等もこまめに片付けましょう。
カメムシはどんな植物にも付きますので、
周辺の草の量を減らすことがポイントです。
周辺に雑草があると草を伝って幹に登ってきてしまいます。
カメムシがジューンベリーに来るのが難しいような環境を作ってください。
カメムシは一度発生してしまうと大量に増えてしまうので、
なるべく付かないように注意したいですね。
落ち葉やゴミ等もカメムシが住み着いてしまいますから、
出来るだけ綺麗にするように心がけましょう。
ジューンベリーの周りを綺麗にしているとカメムシが見つけやすくなります。
成虫を見つけた時はなるべく早く駆除してください。
卵を産むと一気に増えてしまいますよ。
では、実際にカメムシがついてしまった場合はどうしたらよいのでしょうか?
カメムシがついてしまったらどうする?
カメムシは気温が低いと動きが鈍くなります。
そのため、早朝か夕方に幹をゆすりましょう。
地面に落ちたら踏んで駆除します。
カメムシを手で掴むと匂いがしますから足で駆除する方が良いです。
カメムシの数が減ってきたら木酢液を使います。
容器に木酢液と水を入れて200~1000倍に薄めてください。
水がしたたり落ちる位たっぷりとかけると良いです。
木酢液は匂いがキツイ液体です。
カメムシの嫌いな臭いがするため木に寄りつかなくなりますよ。
虫だけではなく猫よけにも効果があるようです。
木酢液は原材料名がきちんと記載されている木酢液が安全です。
木酢液は200種類以上の成分でできていて、
中には有害な物質も使われていることもあるからです。
質の良い商品は有害物質をとり除いてあります。
口にするものを作りますから無害のものを選んでくださいね。
まとめ
カメムシに刺された可能性がある
ジューンベリーの実はジャムにするのはおすすめしませんが、
どうしても作りたい場合は卵や汚れをしっかり洗いましょう。
ジューンベリーの木は周辺を清潔に保つことで、
カメムシが寄り付きにくくなりますので、
日頃から雑草などのお手入れは必須だな~と感じました。
せっかく楽しみにしていたジャム作りを、
カメムシに邪魔されたくないですもんね。
もしジューンベリーにカメムシが付いた時は、
ゆすって落としたあと木酢液をかけると良いです。
ジューンベリーはこれからが収穫の時期ですから、
カメムシに実を吸われる前に駆除しておかないとです!
人間が美味しいものですから虫も鳥も好んで寄ってきます。
上手に対処しながら良質な実をたくさん収穫しましょう。
ジャムにする時はしっかり裏ごしすると美味しく感じますよ。
是非試してみてくださいね。