現在、電動キックボードはナンバーの装着が必要です。
電動キックボードは「原動機付き自転車」などに分類されるので、
ナンバープレートを取得すれば公道を走ることができます。
ナンバープレート無しで乗る場合は、公道は走れませんので
私有地や私道などでしか乗ることができません。
ナンバープレートを取得するためには、
電動キックボードに保安部品の装備が必要になります。
公道を走るために必要な保安部品を装備していなければ、
公道に出られないということですね。
どのような部品が追加で必要なのか?は
電動キックボードを購入した販売業者にお問い合わせくださいね。
ちなみに現在、公道仕様車として作られている電動キックボードは、
eks2・e-kon・bunny・ドンキモデルなどがあります。
2021年は電動キックボードのナンバーが不要になる?!
現在はナンバーが必要な電動キックボードですが、
今後は、電動キックボードの種類によっては不要になるかもしれません♪
確実に「不要になる」と断言できないのは、
まだ「規制改革の途中」だから。
2021年の4月に警視庁は電動キックボードなどの
「マイクロモビリティ」に対する新たな交通ルールや、
車両区分について検討しました。
案としては、車両区分は3つの区分に分かれます。
時速「6km/h程度まで」「15km/hまで」「15km/h以上」
この3つです。
このうち、「6km/h程度まで」「15km/hまで」の2区分は
ナンバーが不要になる可能性が高くなってきました。
ちなみにこれは、電動キックボードに限らず、
自転車や電動自転車などにも適用されるので、
まだ検証途中で確定ではありません。
ですが、この基準で交通ルールが変更されれば、
低速な電動キックボードであれば、ナンバー不要になるかもしれませんよ。
電動キックボードは公道を走ると捕まる?
現在は、電動キックボードでナンバーをつけずに公道を走ると捕まります!
ナンバーをつけていなければ「罰金50万円以下」の
罰則が課せられる可能性がありますので気をつけましょう。
もちろん、自宅の庭とか、走行可能な広い場所など
公道で使用するのでなければ大丈夫です^^
ナンバーを取得するには、お住まいの市役所(税務課)に行けば
書類を書くだけで、無料で手続きができます。
125cc以下の排気量の車両は市役所で手続きが出来るようになっているので
陸運局などに行く必要はありませんよ。
必要なものも以下の3点でOKです。
- 原動機付自転車販売証明書(電動キックボードに付属されています)
- 印鑑
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード、パスポート等)
電動キックボードは免許いらない?
原付バイクと同じ区分ですので、免許は必要になります。
そのため、普通自動車免許をお持ちの方はそのまま運転できますし、
原付免許を取得すれば乗ることはできます。
原付免許は実技がなくて、学科試験のみですので
簡単に取得ができますね。
電動キックボードに体重制限はある?
ちょっと貧弱に見える電動キックボード。
私が乗っても大丈夫かな?と心配かもしれませんがご安心を。
メジャーな機種なら体重100kgまでOKなので、
見た目の割りにはかなり丈夫ですよね。
機種によって違いはあると思いますが、
有名機種のスペックは次の通りです。
- 「J-MAX」25~100kg
- 「Kintone」~100kg
などとなっています。
その他の市販の電動キックボードも100kg前後まではOKですよ。
電動キックボードはいくらで売ってる?
公道の利用ができないタイプだと4万円前後から販売されています。
アウトドアなどのレジャーで使用するなら良いですね。
公道を走れる(ナンバーを取得すれば)タイプは、
次のような機種が有名です。
FG-EKR01-BK(ドン・キホーテモデル)
価格:39,800円(税込43,780円)
この春からドン・キホーテで再販されているデザインも
安くて手軽に買えるということで人気ですね。
クラウドファンディングの他社製品と比べて
かなりお安いのが魅力ですね。
X-SCOOTER LOM
色違いが何色かありますが、いずれも18%オフで約125,000円前後です。
(執筆時のリリース記念割引価格)
一般販売予定価格は149,600円(税込)になるようです。
J-MAX
色のバリエーションはありせんが、こちらも25%オフで123,750円です。
(執筆時のリリース記念割引価格)
一般販売予定価格は165,000円(税込)になるようです。
Kintone Model One
ZERO10X
最高時速がなんと65km/hの電動キックボード。
原付き以上のスピードはちょっと速すぎかもしれませんね^^;
クラウドファンディングで電動キックボードが続々販売!
クラウドファンディングMakuakeで電動キックボードが
続々と販売されています。
以下の2つの機種はクラウドファンディングの「makuake」で先行販売中です。
J-MAX
セグウェイブランド初の電動キックボードは公道を走れます。
「J-MAX」という機種で、あの「セグウェイ」のブランドが
公道を走れるキックボードとして発売しています。
X-SCOOTER LOM
日本の企業発の電動キックボードとして注目を集めているのが
この「X-SCOOTER LOM」です。
折りたたみ自転車よりも小さくコンパクトに持ち運べる上、
操作はスマホのアプリで行います。
なんと本体のスイッチオンオフまでスマホで行えます!
どうなってるんだ?!すごすぎますね。
従来のスケボーみたいな板状のステップではなく、
両足を車体の左右に乗せるスタイル。
より「バイク感」がある乗り方になります。
電動キックボードは貸し出しできる?
電動キックボードを貸し出ししている会社もあります。
シェアサイクルの「Luup」は電動キックボードのシェア(レンタル)を始めました。
レンタルする場合には、事前の免許証登録や、
交通ルールに関するテスト受講が必要になります。
ヘルメットの着用は義務ではありませんが、
推奨になっていますのでなるべく装着しましょう。
まとめ
電動キックボードに乗るにはナンバーが必要です。
その他、原付免許も持っていなければいけませんし、
車体に保安部品をつける必要も出てきます。
最近はナンバーを取得すれば
公道に出ることも可能になってきました。
次の道路交通法改正の行方によっては、
電動キックボードも一気に普及するかもしれませんね。
すでに続々と販売も始まっていますので、
今後の動向にチェックしてみてくださいね!