アサシンクリードシャドウズの弥助は史実通りじゃない?歴史考証の視点から検証!

アサシンクリードシャドウズ 歴史考証
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2024年7月現在、アサシンクリードシャドウズが話題となっています。
このゲームが注目を集める理由の一つは、
主人公の一人である弥助(やすけ)の描写が実際の歴史とは異なっていることです。

今回は、弥助の史実とゲーム内での描写の違いや、
その影響について詳しく見ていきましょう。

目次

史実と異なる弥助の描写

弥助は、16世紀の日本において織田信長に仕えた黒人侍として知られています。
彼が日本に来た経緯や信長との関係についての記録は少なく、
一般には次のように伝えられています。

弥助はイエズス会の宣教師によって日本に連れて来られ、
珍しい黒人として多くの人々の注目を集めました。

信長は弥助の大柄な体格と力強さに興味を持ち、家臣として迎え入れました。

しかし、戦場での活躍や信長の切腹の介錯を務めたという記録は一切存在しません。
歴史的な資料によれば、本能寺の変の際に弥助は明智光秀の軍に投降し、その後解放されたとされています。

このように、弥助が戦場で英雄的な活躍をしたという話は実際の歴史にはないのです。
史改変に対してしっかりと反論していくべきではないでしょうか。

アサシンクリードシャドウズの弥助

アサシンクリードシャドウズでは、弥助が信長やその周囲から尊敬される侍であり、
多くの戦功を挙げた英雄として描かれています。

これは、実際の弥助の記録とは大きく異なるため、
歴史学者やゲームファンから多くの批判を受けています。

このゲーム内の描写は、2019年に海外で出版された書籍の影響を受けています。
この書籍では、弥助がエリート侍で、
信長の切腹の介錯を務めたとされており、史実とは異なる情報が広まっています。

このような誤った情報が元になっているため、
ゲーム内での弥助の描写も実際の歴史とは大きく異なっています。

歴史の捏造と影響

このような誤った情報が広まる背景には、黒人ナショナリズム活動家の活動があります。

彼らは弥助を黒人の英雄として描くことで、コミュニティの誇りを高めようとしています。
この活動の一環として、YouTubeの歴史トリビア動画やアニメ、
ハリウッド映画などが制作され、これらのメディアで弥助の誤ったイメージが拡散されています。

例えば、リオのカーニバルでは弥助をテーマにしたグループが優勝し、
彼の偉業が広く知られるようになりました。

このような文化イベントでも
弥助の誤ったイメージが強調されており歴史の捏造が広がっています。

さらに、Wikipediaでも弥助が史実として記載されるなど、
意図的な歴史改変の動きが見られます。

これにより、弥助の誤ったイメージが世界中に広まり、
歴史的な事実と乖離した認識が生まれています

UBIソフトの対応

UBIソフトは、アサシンクリードシャドウズにおいて、
弥助を「歴史に語り継がれる伝説的な侍」として紹介しています。

彼らは、日本在住の専門家と連絡を取り戦国時代の背景を詳細に調査したとしています。
しかし、日本のユーザーにはフィクションが含まれることを伝える一方で、
海外向けには歴史的な正確さを強調しています。

このような二重基準は批判の的となり、さらなる炎上を引き起こしています。

また、UBIソフトは多様性、公平性、包括性(DEI)活動を推進する企業として、
黒人コミュニティの支持を得るための戦略と見られています。

このような背景から、弥助の描写が過剰に美化されていることは、
歴史の改竄と見なされる恐れがあります。

ゲームに対する批判

アサシンクリードシャドウズに対する批判は、歴史の捏造や企業の二重基準に留まりません。

ゲーム開発の過程で、日本の文化や歴史を軽視する姿勢が見られることも問題視されています。

例えば、白人女性が主導する開発チームの写真が公開された際、
「白人が奴隷貿易を隠蔽しようとしている」との批判が寄せられました。

さらに、ゲームのストーリーや設定においても、
日本の文化や歴史に対する無理解が指摘されています。

例えば、弥助が信長の切腹を介錯したとされるシーンや、
彼が戦場で英雄的な活躍をしたとされる描写は史実とは大きく異なります。

また、ゲームの中で描かれる戦国時代の風景や文化も、
現実とは異なる点が多く、日本の歴史を知らないプレイヤーに誤解を与える可能性があります。

ポリコレとDEIの影響

欧米のエンターテインメント業界では、
多様性、公平性、包括性(DEI)を重視する動きが強まっています。

この背景には、歴史上の人物やキャラクターを多様な人種で描くことへの期待があります。
しかし、この動きが行き過ぎると、歴史の捏造や文化の誤解を招く可能性があります。

例えば、リトルマーメイドの実写版やクレオパトラの黒人化など、
原作や歴史を無視した改変が行われています。

アサシンクリードシャドウズの弥助の描写も、
この流れの一環として過剰に美化されていると言えます。

DEIを推進する企業としての立場から、
UBIソフトは黒人コミュニティの支持を得るために弥助を英雄として描いていると考えられます。

しかし、このような描写が史実と異なるため、多くの批判を招いています。

日本の歴史に対する影響

もしも虚構の弥助像が欧米で正しい日本史として定着すれば、
日本の創作活動や教育にも影響を及ぼす可能性があります。

欧米では、反論しなければ事実として認められるという文化があり、
この問題に対して声を上げなければ、誤った歴史が定着してしまう危険性があります。

日本の歴史が正しく伝えられるためには、
事実に基づいた情報を発信し続けることが重要です。

弥助に関する正しい情報を提供し、
誤った歴史改変に対抗することが求められます。

まとめ

アサシンクリードシャドウズの弥助は史実通りではありません。

しかし、2024年現在、海外ではポリコレ旋風が巻き起こり、
UBIソフトもDEI活動を熱心に行っているため、
誤った歴史として広まってしまう恐れがあります。

フィクションであることを明確に表記し、
正しい歴史認識が広まるよう対応が求められるでしょう。

個人的にも少しやりすぎ感は否めないと感じます。
純粋にゲームを楽しみたいですね。

※記事内の画像はイメージです。

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この記事を書いた人

アラフィフ主婦のミホと申します。生活の中で気になったコトや私が使ってよかったものをブログで発信していきます。何かしらお役に立てたら嬉しいです。趣味はカープとアメドラ!おいしいものと楽しいことが大好きです。
OL時代に宅地建物取引主任者、通関士、マンション管理業務主任者を、今年に入って終活ライフケアプランナー資格を取得。自分の終活を始めました。

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