落葉樹と常緑樹の見分け方|庭に植えるならどっち?

散歩しているとご近所の庭が気になる私。
自分の家の庭にももう少し木を植えてみようかなと思ったんです。

でも、手入れとかお掃除のことを考えたら。
どんな木を植えたらいいか考えてしまいました。

落葉樹とか常緑樹とか種類があるのは聞いたことがあるし、
すでに落葉樹は庭にあるので新たに植えるなら・・・と思ったけど、
その見分け方はよくわからなかったんですよね。

落葉樹と常緑樹の違いは「葉っぱ」を見ればわかります。
そして庭に植えるなら断然「常緑樹」がおすすめ!

落葉樹と常緑樹では、葉にどのような違いがあるのかお教えします。

落葉樹と常緑樹は葉の構造から見分ける

落葉樹と常緑樹はそれぞれ葉の構造が違います。
その違いが一番分かりやすいのは「冬」です。

冬に葉が落ちて幹と枝だけになっているのが落葉樹。
冬でも緑の葉が付いているのが常緑樹です。

身近な木だともみじ等の葉は、
時期がきたら下に落ちて絨毯みたいになるので落葉樹。

杉、ヒノキ、松等は、
冬でもとげとげした緑の葉が付いているので常緑樹です。

落葉樹が多い場所は冬はがらっと違った景色になるので、
また季節が違う時に行こうかなと思いますよね。

常緑樹が生えている場所は、
常に変わらない木の景色が見られるところというわけです。

庭に植えるなら景色を感じたいので落葉樹かなと一瞬思ったけど、
掃除が大変かも~というのと天秤にかけて考えてしまいました。

また、落葉樹と常緑樹では、光合成の仕方に違いがあります。
葉は光合成をするための器官です。

光合成とは太陽の光を葉が浴びることで、
木の成長に必要な養分を作る働きのことをいいます。

落葉樹は葉を横に広げてたくさん日の光を浴びようとします。
常緑樹は上に向かって誰よりも高い所に伸びることで日の光を浴びようとします。

雨の時によく雨宿りするのは落葉樹です。
葉が横に広いので暑い日に休憩することもあるのではないでしょうか。
日陰が多くできるという特徴があるので街中によく植えてあります。

常緑樹は、よく「ご神木」と言われるような木に多いです。
上に伸びるので、背が高い木に育ちます。

葉の構造の違いから、成長の違いもでてくるのです。
木の形も変わるなんて面白いですよね。

落葉樹と常緑樹はなぜ葉が落ちたり落ちなかったりするの?

ではなぜ、落葉樹と常緑樹は、
葉が落ちたり落ちなかったりするのでしょうか。

それは、生えている場所や環境に適した形に進化したからです。

落葉樹は冬に全ての葉が落ちます。
なぜなら冬になると水分が不足するからです。

葉が光合成をするためには水分が必要になります。
葉っぱをつけたままにしていると光合成をして、
水分をどんどん使ってしまうのです。

その結果水分が足りなくなって枯れてしまいます。
そこで、落葉樹は葉っぱを落とし、
必要な水分を最低限にして冬を生き延びます。

常緑樹は新しい葉を作ることにエネルギーを使いません。

古い葉を使い、長く細く光合成をして体力を消耗しないようにします。
冬の間も葉を付けたまま、少しずつ光合成をして生き延びることができます。

常緑樹も葉が落ちるのですが、
落葉樹のように全て落ちてしまうことはありません。
常に緑の葉が付いている状態です。

このように常緑樹は、冬の間エネルギーを最小限にして力をためています。
だから、春が来ると芽吹いてぐんと伸びるのです。

うちの庭に昔から植えてある木も、
夏の暑い日に水分が足りなくなると葉を落とします。
その後、雨が続くとどんどん伸びて行きます。

切ったはずなのにすぐもっさりしてしまうので、
ずっと不思議でしたが落葉樹だからなのですね。

落葉樹はお掃除などは大変ですが、
ピンチになったら葉を落として体力を温存することができるので、
あまりお手入れしなくても元気をキープしています。

常緑樹は1年中光合成するので常に少しずつ成長しています。
ですから成長は安定しているのが特徴です。
いきなり伸びたりしないので庭で育てるのには手入れがしやすいですね。

落葉樹と常緑樹は自然界で場所に適した形に進化して生えています。

しかし、植林をする時は落葉樹と
常緑樹の特性を活かして植えることができるのです。

海沿いには、常緑樹の松を植えて波や砂から町を守っていますよね。
道路脇に落葉樹を植えて木のトンネルの様にしている所もあります。
仙台の定禅寺通りは落葉樹で作られたとても綺麗な景色を見ることができます。

また、落葉樹は冬に葉が落ちるのを利用して、
イルミネーションに使われるのです。

夏は木陰に、冬はイルミネーションに変わるのは素敵ですよね。
秋は紅葉等の変化も楽しめて良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

落葉樹と常緑樹の見分け方は「葉っぱ」を見るとわかります。
冬に「葉が全て落ちるか落ちないか」で落葉樹か常緑樹かわかるのです。

落葉樹と常緑樹は葉の構造が違います。
光合成の仕方が違うので葉が落ちたり落ちなかったりするのですね。

常緑樹と落葉樹の違いは進化の違いです。
場所や環境によって適した形に進化した結果、
常緑樹と落葉樹ができました。

やはり我が家は常緑樹のほうがよさそうです。
ただ松はちょっと違うかな~と思うので、
もう少し考えようと思っています。

このように普段何気なく見ている景色でも落葉樹と常緑樹か考えたり、
どうしてここに植えてあるのか考えたりするとより楽しくなりますよ。

近所を散歩するだけで新しい発見があるかもしれません!
木を眺めながら歩いてみてはいかがでしょうか?
庭作りの参考になる景色がきっとみつかりますよ。