夏になるとスーパーでもよく見かけるようになるゴーヤですが、
苦味があるので食べるのは苦手という方も多いのではないでしょうか。
ゴーヤは下ごしらえによって苦味をかなり減らすこともできます。
ゴーヤチャンプルだけじゃないゴーヤの激ウマレシピを紹介します。
子供が喜ぶゴーヤのレシピ
苦味が苦手な子供でも喜んで食べてくれるレシピです。
ゴーヤのチーズ焼き
チーズを使うことで苦味がまろやかになります。
【材料2人分】
- ゴーヤ1本
- 細切りチーズ他ピザ用チーズ等適量
【作り方】
ゴーヤを縦半分に切りスプーンで種とワタを取り除き、
5 ミリ くらいの薄切りにしキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
フライパンにピザ用チーズをまばらに敷き詰め、
その上からスライスしたゴーヤを重ならないように並べます。
弱火から中火ぐらいでチーズが溶けてきますが触らずに少し焼きます。
※ひっくり返せるようであれば表面も焼きます。
チーズが茶色く焦げてきたら取り出します。
程よく焼けたら出来上がりです。
チーズの味付けで物足りなければ黒胡椒をふっても良いでしょう。
無限ゴーヤ
ずっと食べ続けていられるということで人気の無限シリーズです。
ゴーヤをツナと和えるだけの簡単レシピです
【材料2人分】
- ゴーヤ 1本
- ツナ缶 1缶
- 下味用 塩(小さじ1/2、砂糖小さじ2)
- ごま油 大さじ1
- ポン酢 大さじ1
- かつお節 3g
- 白いりごま 大さじ1/2
【作り方】
ゴーヤはヘタを切り落としスプーンでわたを取り除いた後薄切りにします。
薄切りにしたゴーヤをボウルに入れ下味用の塩等を加えて揉み込み水気を絞ります。
沸騰したお湯にゴーヤを入れ、10秒ほど茹でて冷水に取ります。
別のボウルにゴーヤ、ツナ油漬け、ごま油、ポン酢、
かつお節、いりごまを入れて混ぜ合わせませ、
味がなじんだら器に盛り付けて完成です。
※ツナ缶は油漬けでも水煮でもどちらでもOKです。
調味料の量など、お好みで調整してください。
ゴーヤの苦味を減らすには?
ゴーヤは緑が鮮やかなものほど新鮮で栄養価が高いのですが、
そのぶん苦味も強くなるので苦いのが苦手ならば緑色のうすいゴーヤを選ぶと良いでしょう。
また表面のつぶつぶが大きめのほど方が苦味が少なめです。
苦味成分は種の周りの綿の部分に多く含まれています。
熟してくると種とワタの部分から痛み始めるので、
鮮度を見るには半分に縦半分に割ってみるのが良いでしょう。
調理の下ごしらえでゴーヤの苦味を減らすには次のような方法があります。
- 塩もみする
- 水にさらす
- 湯通しする
一番一般的なのが薄切りにしたゴーヤを塩で塩もみする方法です。
塩もみして水にさらしたり湯通しすると苦味が和らぎますよ。
下味に砂糖と塩の両方を使う
刻んだゴーヤを塩もみする時塩だけでなく、
同じぐらい同量の砂糖も入れてもみ込み少しおきます。
砂糖と塩を両方使うことでより苦味が抑えられます。
しっかり加熱する
これは私の経験則になるんですが、
生に近ければ近いほど苦味を感じます。
ゴーヤチャンプルーなど炒め物をする時は、
ゴーヤだけでしっかり炒めて火を通しておくと苦味を感じにくいです。
脂や旨味で苦味を和らげる
炒め物や天ぷらのように油を使うと苦味が和らぎます。
同様にマヨネーズを使うのもマヨネーズの油分が、
ゴーヤの苦味をコーティングして食べやすくなります。
また鰹節を振ったりめんつゆや出汁を効かせることで、
苦味が和らぎ、美味しさがアップしますます
補足~苦味も食べてしまうほうが健康効果は高い
苦味を抑える方法についてお伝えしてきましたが、
苦み成分であるモモルジシンは血圧や血糖値を下げたり、
肝機能の向上疲労回復自律神経のバランスを整えるなど様々な健康効果があります。
そのため苦味を取り除きすぎると、
こうした健康効果も少し弱まってしまいますので、
苦味とのバランスを取りながら料理してみてくださいね。
まとめ
ゴーヤはチーズやマヨネーズ、
ツナ缶など油分を多く含む食材と調理すると、
苦味を抑えて美味しく食べられます。
ゴーヤチャンプルーは苦手な方でも、
今回ご紹介したチーズ焼きや無限ゴーヤのような
ツナあえなら子供さんでも食べやすいと思いますよ。
ゴーヤの苦味を抑えるのも、塩、砂糖、で下処理したり、
茹でる、水にさらしたりするとかなり和らぎますので、
下処理して調理してみてくださいね。