「せっかくのひな祭り、かわいい娘にひなあられを食べさせてあげたい」
「でも、なぜ大豆が入っているのだろう?」
娘さんがひなあられを丸のみしてしまうかも?
大豆アレルギーかも?そんな心配をしていませんか?
実は、大豆を使っているひなあられは全国規模ではないのです。
地域によって形や味は変わってきます。驚きですよね。
時代や地域で形を変えてきたので、
実のところ大豆を使ったひなあられの起源ははっきりしていません。
ただ、大豆は強い生命力を持っていると伝えられていたことから、
それぞれの地域に根付いたのかもしれませんね。
ちなみに私の地域では米粒大のほんのり甘いひなあられです。
地域差があるのを私自身が初めて知ったので、
ひなあられに大豆が入ってる理由を知らない人は多いのではないでしょうか。
関東のひなあられはポン菓子などを砂糖で味付けしたものになります。
一方、関西のひなあられは1センチくらいの大きさで、
しょう油や砂糖で味付けしたものが多いようです。
今はメーカーによっても製法が異なるため色々とあるようですね。
その中に大豆で作られたひなあられがあるのです。
つまり、メーカーによって大豆が入っていないものもあるので、
心配であれば他のものを選ぶことができますよ。
ひなあられはなぜ食べる?
では、そもそも何故ひなあられを食べるのでしょうか。
ひなまつり=ひなあられと、
私は単純にこんなイメージでしたので、
ひなまつりになんとなく食べています。
「意味はよくわかっていないけど、お祝いだから…」
私と同じで、あなたもなんとなく食べてきたのではないでしょうか。
もちろん、ひなあられを食べるのには理由があります。
ひなあられは「1年を通して娘の健やかな成長を願う」
という意味が込められています。
それぞれ3色と4色のひなあられの意味について調べてみました。
3色のひなあられ
ひなあられの色 | 意味 | 色の意味 |
白 | 雪 | 清浄 |
赤 | 桃や桜の花 | 魔除け |
緑 | 新緑(木々) | 健康・長寿 |
4色のひなあられ
ひなあられの色 | 意味 | 季節 |
赤 | 桜や桃の花 | 春 |
緑 | 新緑(木々) | 夏 |
黄 | 紅葉 | 秋 |
白 | 雪 | 冬 |
カラフルなひなあられの色は、自然や四季に通じた意味を持っていたのですね。
こうして意味を知ることで、よりひなあられを大事に食べたくなりませんか?
ひなあられはいつ食べるのがいいの?
大切な意味が込められたひなあられですが、いつ食べるのがいいのでしょうか。
せっかく意味を知ったのですから、
よりキチンとかわいい娘さんの成長を願いたいですよね。
しかし、ひなあられはいつ食べるのがいいと決まっておらず、
また、食べかたにも明確な決まりがありません。
「そうはいっても、その中でいいのはいつ?」
きっとあなたはそう思っていますよね。
もし迷うのであればやはり3月3日が最もおすすめです。
この日は桃の節句(ひなまつり)なので、
ひなあられを食べるのにはいちばん適しているといえます。
ぜひ、ひな人形を飾ったお部屋で、
かわいい娘さんの成長を願いながら食べてくださいね。
我が家に娘はいませんが、3月3日にひなあられを食べていますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ずっとなんとなく食べていたひなあられですが、
大豆が入っているかどうかは地域やメーカーの差があったのです。
我が家の子どもは冬生まれの男の子ですが、
1歳を過ぎたらひなあられを食べさせていましたよ。
私の地域のひなあられは米粒大でほんのり甘いだけなので、
たまごボーロのようなお菓子とあまり変わりない印象でした。
食べやすいので子供は大好きですよね。
大豆が入っている大きなひなあられは心配かもしれませんが、
米粒大でほんのり甘いだけなら安心です。
スーパーにたくさん種類が並んでいるのでぜひ探してみてください。
アレルギーが心配な場合は、
裏面のアレルギー表示を参考に選んでみてくださいね。
「市販のものは甘さが気になるなぁ…」
「大豆アレルギーがあるかもしれない」
そんなあなたには、手作りがおすすめです。
切り餅やもち米から作ることができてレシピもカンタンなものが多いです。
レシピはネットでたくさん見られるのでぜひ調べてみてくださいね。
私は手作りしたことはありませんが、
お正月の切り餅が残っていることが多いので使ってみようと思いました。
地域や時代で形を変えながらも食べ続けられているひなあられ。
娘の健やかな成長を願う親の心は変わらないからこそ、
今でも食べ続けられているのかもしれませんね。
娘さんが健やかに成長されますように!