2021年9月に新設される「デジタル庁」は
紀尾井町にある「東京ガーデンテラス紀尾井町」入居が内定しました。
このビルは「グランドプリンスホテル赤坂」の跡地で
YahooJAPAN関連のオフィスがフロアに入居しています。
今まで候補地は永田町付近や、霞が関ビル、JTビルなどの候補が上がっていましたが、
今回、東京ガーデンテラス紀尾井町に内定したようです。
東京ガーデンテラス紀尾井町ってどんなところ?
デジタル庁が入居するのは「東京ガーデンテラス紀尾井町」にある
地上36階建ての「紀尾井タワー」です。
ホテルや商業施設、オフィス階で構成されていて、
デジタル庁は19、20階を借りる予定のようです。
別のフロアにはYahooほか、衣料品通販のzozoなども入居しています。
国会から徒歩圏内の近さというのも決め手になったでしょう。
このビルの17Fには「LODGE」というYahoo! 関連社員向けの
オープンコラボレーションスペースもあって、すでに官民連携で利用されています。

YahooJAPAN!公式ブログでは、このビルのオフィス内の様子が分かりますよ。
デジタル庁がどのようにフロアを利用するかはこれからですが、
1フロアはかなり広く使えそうだというのはよく分かりますね。
今までのデジタル庁の場所の候補は?
東京・虎ノ門
現在のデジタル庁は準備中のため、仮オフィスとして、
東京虎ノ門グローバルスクエア 17階の
情報通信技術(IT)総合戦略室に置かれています。
ここは仮なので、今後は紀尾井町に移転すると思われます。
福島・会津若松市
本庁は紀尾井町に置いて、サテライトオフィスとして
福島の会津若松市に置く構想があります。
会津若松市にある「スマートシティアイクト」は
地方創生・地域活性化を推進するプラットフォームとして建設された
オフィス、交流スペースです。
職員の遠隔勤務が可能な出先拠点として機能するよう、
調整が進められているようです。
デジタル庁ってどんな組織?目的や仕事内容について
デジタル庁の一番の目的としては、マイナンバーカードの普及です。
現在、国や自治体などでバラバラに管理されている個人情報を
システムを統一したり標準化することで
行政手続きをオンライン化したい狙いがあります。
例えば、マイナンバーカードに健康保険機能を追加したり、
電子署名で行政手続きを行うことが想定されています。
現在、まだまだ普及率の低いマイナンバーカードを普及させ、
行政のICT化を促進させるための省庁になるようですよ。