「カップヌードルのフタ止めシールが廃止される」と
日清がツイッターで発表してSNSで話題になっていますね!
「無くなると寂しい」「そんなシール付いてた?」など
惜しんだり、驚いたりする方も多いです。
フタ止めシールがプラスチック製であることに驚いた方もいますが
そもそもカップヌードルのフタ止めシールはいつから始まったのか
気になったので調べてみました。
カップヌードルふたどめシールはいつから始まった?
そもそもカップヌードルのフタ止めシールは、
「フタ止め」に使っていた人もいなかった人も、
「無くなる」となると、驚きだったのではないでしょうか(笑)
フタ止めシールが使われ始めたのは1984年からと言われています。
覚えている方も多いですが、このフタ止めシール、
昔はバーコードがプリントされていましたよね?
というか、私も「あれ?バーコードじゃなかったっけ?」
と思って、いつから透明になっていたのか、変化に気づいてなかったです。
現在と同じ透明のシールに、
オレンジのバーコードが印刷されているやつです。
さらに昔は紙製だったし、もっと前はシールすらなかった頃も…。
昔から食べている私にとっては
「いつからフタ止めシール始まったの?」と思ったわけです。
フタ止めシールは昔、バーコード・紙製・開封口だった!
調べたところ、これは「タックシール」と呼ばれていて、
1984年から使われていたとのこと。
意外に古過ぎて驚きです(笑)
ただ、この当時は「フタ止め」というより「開封口」と書かれていたりして
外装のビニールを開封しやすくするものとして導入されたようです。
素材もビニールではなくて紙ですね。
私も見覚えあって「懐かしい~」と思いました(笑)
そもそもこのバーコードのシールが「カップヌードルのフタをとめるシール」だと思ってたからね僕は今まで。 pic.twitter.com/uOdhxqd4Ca
— ラブサイ (@bonryaku) June 4, 2021
既に自分が想像するフタ止めシール(バーコード付き)ではなくなっていた 笑#カップヌードル pic.twitter.com/cdHxo13R5c
— イブキ(谷) (@yagami_tani) June 4, 2021
長くこの、紙製でバーコードが印字されているシールでした。
「開封口」と書かれているように、
ここを引っ張って開けるためのものだったんですね。
シールになっていて、外装のビニールからはがすこともできたので、
これをフタにひっつけて「フタ止め」に使っていました。
日清が公式にフタ止めにする用途のために付けたのかは謎ですが、
慣習としてフタ止めに使っていた感じですね~。
カップヌードルの底面のシールが紙製でバーコード付いていた時にキャラデザ:大友克洋、曲:宇多田ヒカルのCMでフタを止めるシーンが2秒くらいあって、その後正式にプラ製のフタ止めシールに変わったんだが、広めたのは監督とかアニメーターってことになるのか? pic.twitter.com/QTVXUN2FWv
— 利一 谷渡朗 R.N.男女4人の笑い声 (@r1chardroe) June 4, 2021
フタ止めシールはいつから透明のプラスチック製になった?
紙製のバーコードシールが透明シールに変わったのが2008年とのこと。
紙製・バーコードのフタ止めシールは、
1984年~2008年の間に使われていたのですね。
透明シールになってからも13年経ちますから、
学生さんなどは紙製の頃を知らなくて当然ですね^^;
カップヌードルふたどめシール廃止の理由
今回、カップヌードルのふたどめシールが廃止になるのは、
「プラスチックの削減」が一番の理由のようですね。
日清製粉(カップヌードル)の公式ツイッターでも
「フタ止めシールを廃止することで、
年間33トンものプラスチック削減になる」と投稿されています。
今はSDGsが積極的に叫ばれていますから、
日清も企業努力としてプラスチック削減に乗り出したのですね。
今後、カップヌードルふたどめシールはどうなる?
カップヌードルのフタ止め「シール」は無くなりますが、
代わりにWタブの「フタ耳」が出来るようです!
従来のフタを止める部分が中央ではなく、左右2ヶ所についた形ですね。
なるほど、これなら1ヶ所だけより、安定してフタが止められそうです^^
まさか実現するとは・・・https://t.co/fC9WjiN6Bt https://t.co/KUr5xm8vVG pic.twitter.com/YwtNjfm8xV
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) June 4, 2021
新フタ止めシールの発想は「カップニャードル」から?
今回、新ふた止めシールに採用された「Wタブ型」ですが、
以前、2月22日の「猫の日」に合わせて、
カップヌードルのツイッターが公開していました。
「開け口が二つ……? と思わせて『カップニャードル』」とツイートしていて、
「もしかしたらこの頃から構想はあったのか?」
と思わせる雰囲気ですよね。
開け口が二つ・・・?
と思わせて「カップニャードル」#猫の日 pic.twitter.com/eSXNrh9ekV— カップヌードル (@cupnoodle_jp) February 22, 2020
といっても、実はこの「カップニャードル」のほうは
画像加工による合成画像とのこと。
実際にこのデザインのフタやヌードルを作ったわけではないんです。
それにしても、リアルすぎますね!
この投稿に対しても「欲しい!」「あったら買う!」
という投稿が殺到しました^^
このバーチャルなアイデアから、
今回のWタブ型のフタ耳が実現したのかもしれませんね^^
フタ止めシールが無かった時代もあった
1984年からフタ止めシールが始まったということは
それ以前は、フタ止めシールすらついていませんでした。
そう、フタは別の「何か」で押さえるしかなかったんですね。
皿とかで押さえていましたね。
ちなみにこんな有田焼のフタもあります。
食べるときには、コースターにできるという一石二鳥のフタらしいです(笑)
カップヌードルの蓋どめシールが話題だったみたいですね
自分は有田焼のこれ使ってます
かわいい pic.twitter.com/LqePtW7SUe— ナカヤマ皐月 (@N_32tree) June 3, 2021
「カップヌードルミュージアム」でお土産として買えるみたいですよ^^
まとめ
フタ止めシールが使われ始めたのは1984年からと言われています。
当時はフタ止めというよりは、開封しやすくするための「開封口」としての
シールとして使われたようで、素材も紙製でした。
プラスチック削減が目的であれば、また紙製に戻しても良い気がしますが、
Wタブ型のフタにしてしまったほうが、合理的で良いですね^^
今回の、フタ止めシール廃止に伴って、フタ止めが無くなってしまうわけではないので、ちょっと一安心で良かったです^^