卒業間近になるとゼミでもバイト先でも卒業旅行の話が出てきますよね。
笑顔で話題にのるけど本音は行きたくない・・・。
でも「行きたくない」なんて言ったら何を言われるか、
断ったら嫌われないかと心配になりませんか?
「どうしたらいい?」
最近、娘からそんなことを相談されました。
その時まず思ったことは「何も言われない断り方はない」です。
ただそれを言うと娘はふくれてしまうので、
私は「嫌われない言い方はあるよ」と答えました。
同じように卒業旅行の話題に悩んでいるなら、
お母さん世代からのアドバイスを良かったら参考にしてくださいね。
卒業旅行がめんどくさい理由と角がたたない断り方
アクティブに育てたはずなのにうちの娘はとってもインドアです。
絵を描くのが大好きでiPadさえあれば生活していけるらしいです。
その彼女が言うめんどくさい理由が、
目的地の候補が思いつかない、予算が決まらない、
まとめ役になって面倒ごとを押し付けられそう、
気が合わない子も参加する、家でイラストを描いている方がいい。です。
だんだんグチも混ざってきましたが大体こんなかんじで、
本当に行きたくないんだなってちょっと可哀想になりました。
そこで私がすすめたのはお金がないを理由にすること。
卒業旅行というくらいだから日帰り旅行ってことはないですよね。
国内旅行の1泊からパスポートが必要な海外旅行までいろいろあります。
とにかく、まとまったお金が必要だから「お金がない」が有効なのです。
日程が決まっているのなら用事があるからと断ることも出来ます。
その日は家族と出かける、バイトがあるから休めない、
実家に帰ろうと思ってる等、家族と仕事は角がたたない理由として最高です。
社会人になってからは特に使えるので、
上手な断り方として覚えておくと良いでしょう。
ただし、まだ何も決まっていない場合は使えません。
卒業旅行等、ちょっと先の旅行になると、
みんなが都合の良い日をすり合わせてから目的地を決定します。
都合の良い日を言う=参加の意思がある、となります。
そうなると上手に断るのがさらに難しくなります。
だからこそ早めに「お金がない」と言ってしまうのです。
就職したら通勤服やバッグ、
靴やメイク代で想像以上のお金がなくなっていきます。
学生の時と同じ恰好をして出勤する新卒社員は見かけませんよね。
給料が入るまでは交通費も自分持ちです。
引っ越し代だって就職先は払ってくれません。
こうなると、娘のめんどくさい理由も切実な理由となります。
断る時も真実味が増すはずです。
卒業旅行は行かない派だけど後悔する?
後悔するかどうかは一緒に行くメンバーとの関係性にあります。
娘には「打算的」だとあきられますが、10年後も会うことあるかな?
会うようなら半分出してあげるから行ったら?と言いました。
バイトの方の旅行は「参加しない」と簡単に答えがでました。
「バイトを辞めたら連絡しなくなると思う」と言ったからです。
勤務日以外でよく出かけることがないなら後悔することはないでしょう。
一方、ゼミは同じ業種に就職する子もいるし、
卒業した先輩もたまに来るとなるとちょっと話は違ってきます。
わりと関係は続いているみたいなので、
「じゃあ、ゼミの旅行は行けばいいよ」とすすめました。
就職した後もゼミをはじめ同じ学部の友人たちとは、
恩師の会や誰かの結婚式など集まる機会はありそうです。
その時にゼミ旅行の話題がでることもあるでしょう。
何年も経て、また疎外感をもつのは寂しいですよね。
まとめ
最後に嫌われない断り方のまとめです。
断り方は「ごめんね。お金ないのー」とさらりと言う、です。
あ、そうなんだ。ってさっと流してくれたりします。
もししつこく誘われるようなら就職とかでお金が必要だから・・・。
と深刻めに言えば、きっとわかってくれます。
職場の20代の子たちに聞いてみると、
卒業旅行に行きたくない大学生は結構いるそうです。
旅行を計画しているメンバーの中には、
もしかしたらあなたと同じ思いの子もいるかもしれません。
軽く探りを入れてみて、旅行に行かない仲間をつくるのも良いですね。