最近、2段階認証の大切さがわかった出来事があったので共有します。
同じ状況になっている人、出来ることはあります。
いますぐやってみましょう。
結論から言うと、
Googleのアカウントを乗っ取りされても取り返す可能性はあります。
友人はgoogleカレンダーで時間管理をしていますが、
ある朝、スマホに「パスワードが変更されました」とメッセージがありました。
何かの間違いかと放置していたそうです。
でも気になって夜ログインしてみるとログインできません!
「メールアドレスまたはパスワードが違います」と表示されたとのこと。
時間をおいて入力してみても同じです。
信じたくないけれどgoogleアカウントが乗っ取りの被害にあったようです。
友人は動揺しつつも、すぐに取り返す方法を検索しました。
(※googleアカウントのヘルプセンターに詳細が載ってます)
運よく、アカウントの復元はできましたが、そのアカウントは削除することになりました。
googleアカウントの乗っ取り被害にあったらどうなるの?
googleアカウントの乗っ取りの被害ですが友人自身も正直わからないようです。
Playストアと紐づいているので、ほおっておくとアプリ購入はありそうです。
あとは、使用されてもわからない個人情報がどう流出するか、
クレジットカードが利用されないか心配ですよね。
被害が目に見えます。
でも、友人のようにgoogleカレンダーに記録している情報だとどうなんでしょう。
- パートのシフト時間
- 長男の習い事、英会話教室、塾の曜日と時間
- 長女の発表会の日時
- エアコンの修理日。連絡先
- 買い物リスト
- 旦那さんの出張日と行く先
- 通院してる病院名と予約日時
- 家族や友達の誕生日
ざっと上げると、こんなところです。
健康管理にも使っていたようなので体重とかそういう情報もありそうです。
こんな情報、だれが欲しがるの?
他人のプライベートを知って何が楽しいの?って思います。
たとえこれが流出しても、まったく気づかないでしょう。
そもそも情報としての価値があるのか疑問ですよね。
でも突き詰めれば、かなり恐怖なことに気づきます。
ハッカーの知識なんてまったくない素人の私ですら想像できることがあります。
興味があれば個人の特定は可能です。
病院名やエアコン業者の連絡先からざっくり居住範囲をしぼって、
他の情報も追加していけば特定されてしまうかもしれません。
写真なんか保存してたらもっと簡単でしょう。
なりすましも可能ですよね。
友人が泣く泣くアカウントを削除したのもわかります。
空き巣は同じ家にやってくると言いますので、
また狙われるかもしれないアカウントは残さない方が精神的にも良いです。
googleアカウントの乗っ取りを確認する方法
パスワードは変更されてないけど、知らないデバイス名からログインがあった。
そんな通知が来たら、まずはすぐに自分の端末からログインしましょう。
パスワードが変更されたらやっかいです。
電話番号も変えられるともっと面倒になります。
- 自分のアカウントにログイン
- 「セキュリティ」をクリック
- 「お使いのデバイス」一覧にログインしているデバイスが表示される
- 「すべてのデバイスを管理」をクリック
- 自分以外のデバイスがあればそのデバイス名をクリックして「ログアウト」をする
- すぐにパスワードの変更をする
これで変更ができれば、以降何かをされるのを防げます。
でも、また何かあるとイヤですよね。
あまり使っていないアカウントならば削除してしまいましょう。
手順は次の通りです。
- ログイン後「ホーム」の「プライバシーとカスタマイズを管理」をクリック
- 下の方にある「その他のオプション」「googleアカウントの削除」をクリック
- チェックボックスにチェックを入れて実行
バックアップもとれるので、
念のため削除前に該当ページはよく読んだ方がいいです。
まとめ
乗っ取り被害は、今後ますます増えていくようです。
被害を心配している人にもうひとつアドバイスです。
乗ったられたパスワードをほかでも使っていませんか。
使っていたら、いますぐそれも変えましょう。
これからもハッカーは個人情報を狙っています。
自己防衛が大事な時代になっていますので、
日頃からしっかりチェックしておきましょう。