FF16のエンディングを見てもやもやして最悪!と思っていませんか?
映画でもなんでも主人公が帰ってきて、
幸せな最後を迎えるという設定を良くみますし、
その方が気持ちをすっきりさせて終えることができますよね。
ですが、今回は切ない終わり方をしていて気分が晴れないという声が・・・。
ff16クリア!
— ぷーじ (@pooji_game) July 2, 2023
なんともスッキリしないエンディングだった…#PS5Share, #FINALFANTASYXVI pic.twitter.com/bc1VepErIp
最近はこのような終わり方で人々の記憶に残したいといったような作品が、
徐々に増えてきているように思います。
流行りだからバッドエンドのような最期なのでしょうか?
また、脚本家や他の国の好みが影響している場合もあります。
そこで今回はff16のエンディングが何故このような最後になったのか調べました。
このゲームのシナリオは大人向けに作られたという意見が多いようです。
FF16のストーリーについて
![](https://lijoy.jp/wp-content/uploads/2023/07/cbf5b9f60da99bf791c0aa12a770f429.jpg)
バッドエンドは幸せな話よりも面白く作ることが難しいし、
プレイヤーを納得させるような理由が必要なことが理由としてあげられます。
そのため、説明等理解することができる大人に向けて作られていると考えられます。
あくまで私の考察です。
ハッピーに終わらせる場合はご都合主義でも喜ぶ人は多いでしょう。
その点でもFF16は大人ユーザーに向けてつくられたことがわかると思います。
その証拠に感想の中にはスッキリとした都合の良い終わり方ではなく、
今回のエンディングの方が好きだと感じている人もいました。
FF16クリア。エンディングは泣いた。一言で言うならアクションゲーム付きの映像作品と言ったところ。これなら映像作品とゲーム別でつくればいいのにとおもった。確かに色んな意味で大人向け。本読まない映画倍速でみるような人には向かないかも。理解するのにそこそこの知識がいる。
— ーじ (@nagasi_azuki) July 3, 2023
理由としては最初から理念が一貫しているから。
クライヴの一味は多くの命を巻き込んで理想の世界を実現しています。
もちろんそれは人が人として生きられるようにという願いの元でした。
ですから、世界のために自らを犠牲にするという行為は筋が通っていますよね。
このようにしっかりしたわけがあって導かれた結末になっているのです。
理解できる大人には面白いストーリーだと言えます。
では、最近の流行りでこのような脚本にした可能性もあるのでしょうか?
実はトレンドとは真逆だったようです。
FF16は最近の流行りで作成されていない
最近の流行は敵もおらず争いがないというもののようです。
全員平等な立場で描かれることが多いかなと思います。
特に女性等がやや優位に描写された作品が世にでていますが、
FF16はこれとは正反対の物語になっています。
2000年代に良く見た話に近いかなと。
また、FFは結構前からメリーバッドエンドという形をとっていたようです。
ですから急に方向転換したというわけでもないのですね。
ただ、最近のファイナルファンタジーでは良く見る傾向ではあるようです。
また、そもそもドラクエに対抗して作ったゲームだという意見もあります。
今は同じ会社ですが昔はライバル企業でした。
そこで最後が幸せになるように作ったドラクエと反対の話を制作したとのこと。
この点からも昔からその兆候があったということが、
わかるのではないでしょうか。
しかし、今回はメリーバッドエンドというより、
ただのバッドエンドに感じてしまいます。
救いはなかったのでしょうか?
実はオリジンに向かった3人は生きているという考察があります。
メリーバッドエンドについて
![](https://lijoy.jp/wp-content/uploads/2023/07/1efad1b5aa917a846fa5b3fc11367269.jpg)
メリーバッドエンドとは、受け手の解釈でハッピーエンドか、
バッドエンドかの理解が分かれるような結末のことを指します。
中でもクライヴに関しては生存している確率が高いとされています。
何故ならEDにファイナルファンタジーという本が出てきているからです。
OPで語っている声はクライヴのもの。
内容は本の冒頭部分でした。
さらに最後のシーンで、
「クリスタルをめぐる探求の旅は終わった。」というナレーションが入ります。
この声もクライヴと同じでした。
終わったことまで話しているということは、
そこまで生きていたという証拠になります。
またハルポクラテスからペンを授かっていて、
剣からペンに持ち替えて生活していたという伏線もはられているようです。
エンディングではメディアが消えてしまったように見えますが、
これは願いが叶ったから消失したと考えられるのです。
ですから太陽が昇ってクライヴが帰ってきたのではないか?と考察します。
ですから今回もメリーバッドエンドの可能性があるという見方が主流でした。
まとめ
FF16のエンディングがハッピーエンドではないわけは大人向けだからと考えます。
メリーバッドエンドというFFシリーズでは良く見られる最後のようです。
プレイヤーの判断にまかせるような描写もあり、
考察がはかどる作品だなと感じました。(やっぱり大人向け)
細かい所で伏線や理由付けがあるようですから、
探してみると楽しめるかもしれません。