スマホの機種変更時に忘れがちなもののひとつに、
Googleの二段階認証システムがあります。
最近はセキュリティが厳しくなっているので必須ですよね。
機種変更をしたあと、google二段階認証の移行はできるのか、
先日機種変更をした時、店員さんに聞き忘れたので調べました。
答えは「機種変更をしたあとでも移行できる」です。
ただし、二段階認証コードの受け取りを電話番号あてにしていること。
これがキーポイントです。
電話番号を選択していたら、
googleログイン時にテキストメッセージが届きます。
※６ケタの確認コードです。
コードを入力し、
その下にある「このコンピュータでは次回から表示しない」をチェックします。
次回から新機種でもメールアドレスとパスワードだけでログインできます。
google二段階認証の復元を可能にするために準備すること
新しいスマホを買ったらまずやることのひとつ、
google二段階認証の移行は絶対に忘れないようにしましょう。
次にやることは紛失や盗難にあった時のために、
復元を可能にしておくことです。
私の二段階認証は電話番号へのテキストメッセージ送信です。
当たり前ですがスマホがなければログインできません。
本体がなくてもログインできるよう、
バックアップコードを準備しておきます。
バックアップコードは二段階認証の復元を可能にするパスワードです。
１回の取得で８ケタの数字が10セット表示されます。
そのうちのどれか１セットを使ってログインする方法です。
バックアップコード取得の方法はこちらです。
- ログイン→セキュリティ→二段階認証プロセス
- バックアップコードを取得するをタップ
- バックアップコードをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを印刷する
こうして手元に置いておけば、何かあったときにパソコンでもアカウントを操作できます。
バックアップコードは10セットありますが1回使うと残り9セットです。
次またコードでログインするときは、残った９セットの中から選びます。
一度使ったコードは使えないということですね。
手書きでも良いので、どこかに保管しておくことをおすすめします。
google authenticatorアプリを使って再設定する方法
二段階認証の方法で有名なアプリがあります。
仮想通貨の売買では特に推奨されています。
アプリ名はgoogle認証システムと言います。
英語ではgoogle authenticatorです。
もしこのアプリを使っていたら、
二段階認証の再設定には古いスマホが必要になります。
再設定の方法は次の通り。
1）古いスマホでの操作
- google認証システムを開く
- アカウントを移行
- エクスポート用QRコードを作る
2）新しいスマホでの操作
- google認証システムをインストール
- 古い端末のQRコードをスキャン
- 「インポートされました」と表示が出て完了
google authenticatorは世界中で使用されている定番アプリです。
利用者は多いのですが機種変更のときのトラブルも少なくありません。
その多くは上記の手順をふまなかったことが原因です。
古いスマホを売却するために初期化してしまい、
再設定できなくなったというものです。
google authenticatorを使うなら、
二段階認証をオフにしてから機種変更をする。
または、古い携帯はすぐには手放さないということです。
そしてこのアプリもタブレットや使っていない携帯などを予備としておきましょう。
先ほどのＱＲコードをスキャンすれば、タブレットでもログインできるようになります。
私が利用している電話番号へのコード送信は、
スミッシング被害に弱いと言われています。
こちらのアプリも検討の余地ありです。
まとめ
google二段階認証の方法は、おもに３通りです。
- 電話番号へのテキストメッセージ送信
- バックアップコード
- 二段階認証アプリ
新しいスマホは、さくさくと動くので気分もあがります。
でも、いろんな設定をやり直す必要があり面倒ですよね。
ただあなたの情報を守るために必要なことですので、
機種変更を考え始めたら設定が必要なリストを作っておくといいですね。
