胎教は、お母さんがお腹にいる赤ちゃんに話しかけたり、
音楽を聞かせたり、絵本を読んであげたりすることで、
以下のような効果あると言われています。
- 夜泣きしない
- 情緒が安定していていつも穏やか
- 人見知りをしない
- 安産できる
どれも科学的根拠はないそうですが
本当に胎教をすることによってそのような効果があるのでしょうか?
私が自分の子どもたちで試してみた結果、
子どもに関する項目での効果はありませんでした。
しかし「安産できる」という項目に関しては、
胎教の効果があったのかもしれないと思っています。
一人目を妊娠したとき胎教は全くといっていいほどしていません。
「絵本を読む」「胎教にいい音楽を聴く」はもちろんのこと、
お腹が張ったらさすったくらいで赤ちゃんへの声かけも全くしていないです。
二人目のときは、上の子と一緒に毎日絵本を読んだり、
歌を聴いたり歌ったり赤ちゃんにニックネームをつけて、
暇さえあれば話しかけたりして過ごしました。
私の胎教について
今回は、胎教なしの息子と胎教ありの娘で、
一般的に言われている4つの胎教の効果について、
どんな違いが出たのかを私の体験からお話したいと思います。
夜泣きしない
夜泣きは二人とも激しかったです。
娘は一歳になったばかりの頃は毎晩のように夜泣きして、
夜中に何回も起こされて寝不足になって大変でした。
私の子どもたちの場合、胎教の効果はなかったといえます。
情緒が安定していていつも穏やかで、
夕方になると機嫌が悪くなる「夕暮れ泣き」はありますが、
二人とも情緒は安定していますし いつも穏やかです。
娘と一緒に買い物に行くと、
お店の人に「おとなしく待っていい子ですね」と言われていました。
息子も癇癪は滅多に起こさない聞き分けのいい子に育っています。
そのため、これも胎教は関係ないのではないかと思いました。
人見知りをしない
人見知りをしないかという項目でいうと、
胎教なし息子の方が人見知りはしませんでした。
赤ちゃんのときから知らない人にもニコニコ笑いかけていましたし、
4歳になった頃には道端で会った人に元気に挨拶していました。
胎教アリの娘は、ちょうど人見知りの時期だったのかもしれませんが、
1歳くらいの頃は知らない人に話しかけられると顔を背けてました。
安産できる
この項目だけは胎教が関係あるかもしれないと思っています。
一人目のときは切迫流産になり入院しました。
退院してからも赤ちゃんがお腹の下の方にいたのか、
膀胱を圧迫してトイレは近いし予定帝王切開だったのですが、
入院前日の検診ではもう髪の毛が見えているといわれ、
もう少しで緊急帝王切開になるところでした。
二人目の時は年齢も上がっていましたし、
また切迫流産になるかもしれないとビクビクしていましたが、
息子を抱っこしたりしているのに特に問題もなく妊婦生活を送り、
赤ちゃんの位置もちょうど良くてトイレも全然近くならなかったです。
長男と一緒に絵本を読んだり音楽を聴いたりすることで、
私もリラックス出来てストレスが溜まらなかったのかなと思います。
そのため、胎教は赤ちゃん自身に効果があるわけではなく、
母親自身がリラックス出来て安定したマタニティライフを
送れるということに関しては効果があると思いました。
胎教で子どもが天才になる効果があるって本当?
このことについても全く科学的根拠はありません。
胎教で本当に天才に育つなら、
世の中は天才だらけになっているはずです。
お腹の中にいるときから英語などを聞かせるというものもありますが、
母親のお腹の中にいると何を言っているのかまでは聞き取れないそうです。
私は産まれてからの方が大事だと思い、
息子が産まれてからは英語のCDやDVDを毎日聞かせたり見せたりしています。
ペラペラ話すことは出来ませんが、
聴こえたままを話すので発音はネイティブのようです。
教育するのは産まれてからで十分だと思います。
胎教に悪いことはストレスをためること
胎教に悪いことは母親が仕事などでストレスを感じたり、
夫婦喧嘩などをして感情が高ぶったりすることです。
ストレスを感じると体に力が入り筋肉が硬直しますので、
血流が悪くなって胎児へ栄養が届きにくくなってしまいます。
仕事をしているママは産まれる前まで働くという方も多いと思います。
なるべくストレスをためないように周りの人たちに手伝ってもらいましょう。
また、夫婦喧嘩などで興奮すると心拍数があがってしまい、
胎盤を通して赤ちゃんの心拍数まで上がってしまいます。
男の子人は実際に妊娠出産することが出来ないので、
妊娠中の大変さを理解することは不可能です。
分かってもらえないことで不満が溜まって喧嘩になるより、
腹が立つことがあったとしても、
受け流すようにして感情をコントロールしましょう。
まとめ
今回は科学的根拠がないといわれている
胎教の効果があるのかどうかということについて、
私の経験をお伝えしました。
私の子どもたちでいうと、胎教はしてもしなくても、
子どもたちの性格の項目でいうと結果は変わりませんでした。
しかし「安産になる」という項目に関しては、
胎教の効果があったように思います。
胎教でお腹の赤ちゃんとコミュニケーションをとることで、
私はリラックスすることが出来て安定したのだと思います。
それが良いマタニティライフを送れる秘訣かなと。
「胎教をしなければ」と頑張り過ぎると、
逆にそれがストレスになる可能性もありますので、
もしやるとしても ゆるい感じでやってみましょう。
全くやらなかったとしても、
生まれ持った性格が変わるわけではないので心配しなくて大丈夫ですよ。
胎教を全くやらなかった息子はいい子に育っています!